ぷにあなDXという名前だ。ここでは便宜的に彼女と呼ぶことにする。
初めて彼女と会ったのは先週の土曜日で、意外と大きくて驚いたのを覚えている。
今まで10個ほどオナホを使用したことがあるが、据え置き型は今回が初めてだった。満を持しての据え置き型だ。
TENGAや無名のオナカップ、amazonで上位の非貫通型オナホなどいくつか試したが、生身の人間とのセックスには到底かなわなかった。
しかし彼女は違った。据え置き型でどっしりとした重量感、リアリティのある造詣、今までのオナホとは一線を画すクオリティ。
ネットで見た猛者たちの助言を受けて、僕は彼女とのセックスの準備をした。
その後電気ケトルで暖めたお湯は風呂場の桶に貯めて、彼女とローションを浮かべた。
そして15分ほど待った・・・・・。この間に今日のおかずを選んだ。
十分に温まった彼女をお湯から出し、濡れた肌をタオルで軽く拭き、ベッドに連れて行った。
ベッドにはバスタオルが敷いてある。
その上に彼女を乗せ、少し熱いくらいのローションを挿入口に丁寧に入れた。
この時点で、僕は今までに無いくらい興奮していた。おそらく彼女の造詣のせいだと思う。あと選んだおかずも良かった。ずっと全裸だったのも影響してるかもしれない。
自らの陰茎を彼女の挿入口にあてがって、ゆっくりと挿入する。ローションが暖かくて心地よい。
一息おいて、僕はこれがセックスだと確信した。今までのオナホには無い感触だ。
なぜこんな気持ちになったかはわからないが、僕はこれがセックスだと感じた。
むしろこれがセックスでなかったなら、僕が彼女・・・・・・ここでは実際の人間の「彼女」だ。「彼女」としてきた行為はなんだったのかと思えるほど、セックスだった。
とてもよく似ていたのだ。暖かさも、挿入した感触も、そして全裸でベッドの上にいるシチュエーションも。「彼女」とのそれと、とてもよく似ていた。
彼女との行為を終えた後、そこにはセックスを終えた後の満足感があった。
余韻に浸った後、彼女を風呂場に連れていった。ローションなどが混ざった液体を冷水で丁寧に洗い流し、最初と同じように彼女をタオルで拭き、最後にシッカロール塗った。
シッカロールを塗ることで表面がさらさらになり、独特の匂いが抑えられるそうだ。
話の筋とはまったく関係ないが、子供のころ離れにあった祖父母の部屋はいつもシッカロールの匂いがした。僕はこの匂いが好きだったことを思い出した。
彼女との行為は間違いなくセックスだった。「彼女」との行為も間違いなくセックスだ。
疑う人はぜひ試してみて欲しい。
その彼女、かなり良さそうだけれど置き場所ががが。