性欲がピークに達するとラジオを聞く。
ついでに言うと決してそのDJの顔を調べないと言う掟も自分の中にある。
先日も性欲がマックスになったので急いでラジオを付けたらこれが大当たり。
番組表なんて見ずに適当にチャンネルを合わせて聞いていたらものすごい好みの声が聞こえて来て思わず正座。
そのDJは妙に色気のある声をしていて喋り方もなんだか少し気怠い感じ。
時々ちょっぴり掠れる所なんてもうたまらない。
いやだなにこれ信じられない永久保存だわ!(脳に)と思って鼻息あらく聞いていたら、どうやらそのDJはいつもはこんな声じゃないとのこと。
風邪ですか?と聞かれると、いや違う、寝過ぎたせいだとそのDJはこれまた掠れた良い声で弁明。
なんだーそっかー残念。
デフォルトがこんな声なら欠かさずチェックするのになぁと心で舌打ちしつつ耳ダンボで声を一字一句漏らさないように集中。
でも寝過ぎで声が枯れてるなんて、これまたなんかちょっといやらしいんじゃないの。
じゃあこの人の寝起きとかに遭遇したらこれ私やばいんじゃないの。大噴火じゃないの。やだーもうー!ちょっとちょっと誰よコレー!結婚してー!耳元でオハヨウとか掠れた声で言ってみてー!!
正常じゃないですから。
頭のネジも数本飛んでいるので思考回路が酷い迷路になってしまうのです。
もう迷子です。性の迷子です。おまわりさーんここにHENTAIがいますー!
とかギャンギャン騒いでいたら「アズミさん」と言うワードがポッコーンとラジオから聞こえて来ました。
アズミさん、そうかこの人アズミさんって言うのか。アズミさんウフフフ。
顔は調べないのが私のジャスティスなのでそれ以上考えまいとしたその瞬間、脳が彼の人の名前をピッキーンと変換しました。
「安住さん」
そう、そこで私は気づいたのです。
と言うわけで「安住紳一郎の日曜天国」をこれからも楽しみにしていきたいと思っております。