2012-12-26

最近の若者はなっとらん」の真意

中途半端人間が多くなったという意味なら同意礼儀の知らないワカゾーなんていつの時代にもいる。問題はそこじゃない。

中途半端人間が増えた。分かりやすい悪役に分かりやす正義という構図が消え失せた。結果、中途半端人間が増えた。

中途半端人間が増えると、企業も何をクリエイトしたらいいか中途半端人間のために中途半端人間ものづくりする時代なんだ。

よく格差社会格差社会と言うわな。あれは二極化じゃない。違うんだ。中途半端人間と、特別貧しい人間と、特別金持ち人間。その三極化なんだ。

中途半端人間が増えた、中途半端人間社会になったというのはそういうことなんだ。最近の若者はなっとらんというセリフは使い古されて久しい。

じゃが今日こそその言葉が生きてくる。とがった人間が少ない。今時宗教なんて流行らない。中途半端人間による中途半端人間のための中途半端政治

中途半端人間による中途半端人間のための中途半端経済活動、中途半端人間による中途半端人間のための中途半端アート中途半端人間による中途半端人間のための中途半端な言論思想なんだ。

中途半端人間が増えて中途半端社会活動が増えた。その結果中途半端社会になった。フラット社会と言えば聞こえはよい。しかしその中身はあまりにすかすかで脆い。

一律化がいか危険なことか分かるだろうか。人それぞれ役目がある。組織それぞれに役目がある。多様性バランスが維持される。中途半端人間が増えて一律になるとバランスが崩れやすい。

中途半端人間が増えて地球ヤバイ。そういう意味なんだ。最近の若者はなっとらんという危惧は。

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