2012-10-13

Re:なぜ昔は、学歴年収も低くても結婚できていたのか

なぜ昔は、学歴年収も低くても結婚できていたのか

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20121012

Re:なぜ昔は、学歴年収も低くても結婚できていたのか

http://anond.hatelabo.jp/20121012215423

自分意見としては、人間関係流動性が低かったからじゃないかと。

たとえば、ある社会結婚適齢期男性が18人、女性が18人しか居なかったとしよう。そしてそれぞれのスペック便宜上戦闘力と呼ぶ)を上限10で数値化した場合、男女それぞれ次の人数になると仮定しよう。

戦闘力9:1人

戦闘力8:1人

戦闘力7:2人

戦闘力6:3人

戦闘力5:4人

戦闘力4:3人

戦闘力3:2人

戦闘力2:1人

戦闘力1:1人

ここで、男女がそれぞれ結婚相手を選択する条件を次のように設定する。

女性自分-1以上の戦闘力を持つ

男性自分+1から自分-2までの戦闘力を持つ

この場合、うまくいけば男女10人の全員が結婚をすることが可能となる。つまり、すべての女性自分とおなじ戦闘力の男性を選ぶというパターンだ。そうでない場合でも、この条件であれば結構確率で8割以上の男女が結婚できる。なぜなら、すでに結婚してしまった男女が選択肢から消えるためだ。たとえば戦闘力8の男性戦闘力9の女性結婚したとしよう。その場合でも、男女ともに選択肢は大きくは減少しない。戦闘力9の男性は依然戦闘力8、7の女性ターゲットにできるし、戦闘力8の女性戦闘力7と9の男性を狙うことができる。これを繰り返していくと、戦闘力の低い男女にもいつかチャンスは訪れる。

いっぽう、「男女が退場した場合、そこにこの分布に従って新たな男女が補充される」、というルールを付け加えると、話は一変する。なぜなら、退場した男女の代わりに、より戦闘力の高い男女が補充される可能性があるからだ。5割以上の確率で、戦闘力5以上の男女が補充される。となると、戦闘力が低い男女に回ってくるチャンスはより少なくなる。さらに、「より戦闘力の高い相手が現れるのではないか」という期待から、男女の条件も厳しくなるはずである特に戦闘力が中以上の男女であれば、あえて戦闘力の低い相手を選ぶよりも、待ったほうが戦闘力の高い相手を選べる可能性が高くなるのである


もちろんこれらの条件設定は適当であるが、近年結婚におけるハードルの上昇はこのような流動性が原因ではないだろうか。

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