私的ではあるが
恒常性を維持するという働きは、主に体内で起こる
血圧・体温・血糖値などが変化した場合、それを正常値に戻そうとする事だ
これにより常に同じような体内環境を維持している
心理学においてはこれを一次的欲求の説明に使った
つまり、食・性・排泄等々が充足されていない状態から充足されている状態へと戻そうとする
その為に人は何かしらの行動を行うのであり、そうでなければ行動は生じないというものである
フロイトはホメオタシスの逆にヘテロスタシスがあり、こちらは変化(成長や自己実現)を促すものであるとした
そしてこれが死の欲動に繋がるのだとした
ホメオスタシス、恒常性の維持の機能だけでも自殺は起こるのではないだろうか
死ぬということはつまり、あらゆる精神活動が止まるということだ
もし、自分の持つ処理能力では葛藤や情緒的不安定状態を解消できないとしたら
その時に生じる対処法は概ね不適応だろうが(例えば否認、投影、乖離といった防衛機制)
ホメオスタシスを維持しようとする為に、それを処理する・感受する機能の停止=自殺を選ぶという事だ
通常は、あらゆる防衛機制によりそれを防ぐが
自分で記事分けて補足 これは、免疫という概念でも同様の事が生じているかもしれない 普段は外部に対して働く防御(防御とはつまり、体内の機能・作用等の恒常性を守る働きである)を...
さらに補足 ホメオスタシス維持の働きが観測されるという事はつまり 維持しなければならない程度の、何かしらの変化が生じているのだろう 体内で細菌が増えた時に、白血球の数が...
補足、というより・・・ 恒常性の維持のために、他人は防衛機制を使う 恐らく、恒常性の維持にどのような方法を用いるかが性格や好みと呼ばれるものなのだろう 他人から支配され...
補足の補足の・・・・ 恐らく、恒常性を利用して相手を支配できるのかもしれない つまり、相手の恒常性を崩し それを整えてやることで 整えてくれた対象と、その方法をより欲する...
アリストテレスより古い感じがする.