2012-07-02

まさに勉強不足の人ほど高飛車な件

http://anond.hatelabo.jp/20120628102420

偶然はてなブックマークの上の方にあがっていた記事であるが、この増田はまだまだ勉強不足な未熟者であることがうかがえるのに高飛車な態度を取ってしまい、悪いジョークのようになってしまっている。彼は恐らくまだ自分一人でモデルを組み立てて回してみたり、あるいは実際の政策提案に繋がるような数字をいじる作業をしたことがないのであろう、他人の論文をやっと読めるようになって間もない人間特有のモデルへの過信が見られる。一般に、修士二年目~博士課程初年度の人間が罹りやす麻疹みたいなものである

それが最も如実に表れているのが

>「不景気から脱却した後も利上げをせず、過剰なインフレ放置することを約束すれば、ゼロ金利下でも中銀は影響力を行使できる」というKrugman他の議論は、「でもその約束を信じる理由がないじゃん」という十年来のツッコミに対して依然として回答できていない。

の部分である。確かに、「でもその約束を信じる理由がないじゃん」という十年来のツッコミに答えられなければモデルはきれいには閉じない。しかし、モデルがきれいに閉じないことと、それに基づいた政策が有効性を持たないということは異なるのである。いや、異なるどころの話ではない、巨大な隔絶があるのだ。そして、このKrugman他の議論は、完全にそのものではなくとも似た政策が取られているため、そこから効果の程を測ることが出来る。まずは十年来のツッコミを持ち出す前に、類似事例でどうなったか検証をする、それが実際に政策提案に繋がるような数字をいじる作業を通じて勉強を深めた人間なら真っ先に取ってしまう行動なのである。十年来のツッコミ、すなわちモデル問題点は、現実でなにかうまく行かないことが出てきてから、その改善点を探す時になって考えて十分であるモデルの理解という勉強だけではなく、モデルの使い方まで習熟しなくては勉強不足の人なのだ

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