2011-10-02

山口組組長の言うことは素晴らしいが

昨日のyahoo記事の「暴排条例に対する一問一答」は面白かった。本当の人格までは即断しないが、少なくとも一問一答に表れたところの篠田組長の言語表現は正確であり、教養に満ちている。これでは国の政治家官僚程度の理性というか自制心はあり、こういう組長に支配されている暴力団であれば安心であるということは分かる。

ただし、ただいま現在篠田組長の人格自体には一抹の不安がよぎる。というのも、時世柄、口ではいいことを言っていてもやっていることは悪質化している可能性があるからだ。たしかに同組長の言辞には酔わせるところがあるが、実際に何をやっているかまでは分からない。国家組織であればいくら悪に染まってもいちおう法律常識による自制があるが、暴力団場合、悪いことをしようと思ったとき武器を用いた犯罪に走ることは容易である

また、いくらトップがいいことを言っていても、末端の組員には下劣で悪質な犯罪者が多数おり、銃などを用いて一般市民を恐怖に陥れているという現実はやはり許しがたい。暴力団自体が自己統制をしていると言い張っても、警察ほどの信用性はないし、暴力団が心理的に一般人を抑圧している事実がある以上、ヤクザがひとでなしと思われたり、暴排条例施行されても文句が言えないのは当然ではないか

  • あの人は、「“暴力団を構成することで救われている、生きづらい人々”が生きやすくなって暴力団から離れていく社会」についてはどういう態度を取るんだろうね 「より良い社会」志...

  • 本題とはあんま関係ないけどー 国家組織であればいくら悪に染まってもいちおう法律や常識による自制がある あんまりないよー?

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