先日、会社のメンバーで「東一(あずまいち)」という日本酒を飲みながら語らう機会があった。
そこで社内のある若手の「良い所は何か」が話題になったのでちょっと書き残しておく。
年長者に対して言葉遣いなどにちゃんと気を配る。
日本の会社に多い儒教的人間関係では年長者に気を遣うことが当たり前となっているが、昨今はかならずしもそういう風にはなっていない会社も多い。
その人が年上だから敬意を払うのではなく、尊敬できる部分があるから敬意を払い、尊重するのだ。
しかしこれは裏を返せば尊敬できる部分がなければ敬意を払わないことになる。
それをそのまま通す人もいるが、露骨に老害をなじるような接し方をされれば相手も穏やかではなかろう。
人の世話を嫌がらずにやってくれる。
解っていない相手には、相手のレベルに落として説明をしてくれるなど、何かと懇切丁寧である。
また、世には「教えるのが好きな人」というのがいて、相手がちゃんと解っているかどうかよりも
教えている自分自身が教える行為を楽しんでいるだけという場合も多いが、そういう風にはしない。
例えば、すごく出来る先輩とかが「これいいよ!試してみると役に立つよ!」とか、
何か仕事術やソフトウェアの類を薦めても、やらない人は永遠にやらない。
そういうのとは違って、とりあえず人が薦めるものが良さそうなら実際に試し、実践する。
更に良いところは、本質的な理解をせずなんとなく適当に試してみるだけというやり方ではなく、
ちゃんと理解して実践しようとしていることだ。
体力と忍耐力がずば抜けている。
割と夜遅くまで起きて勉強などをしているので、翌日の朝寝坊することも多い。
そんなとき、Twitterでフォロワー達のTLに流れてくる「あたしって、ほんとバカ」などというつぶやきが非常に心和ませる。