2007-03-01

答えがないことに気づく

http://anond.hatelabo.jp/20070224120207

「頭のいい人が成功できるかどうかの境目」

http://satoshi.blogs.com/life/2007/02/post_13.html

「その「頭がいい人は成功して当然」という発想が甘すぎる」

こういうのって、つい反応したくなるテーマですね。

私もそんな一人です。

このテーマに対する自分の意見を述べるというより、両者に対するコメントという内容です。

長文、乱文お許しください。

中島さんが、匿名さんの育った環境や頭の良さに対する物差しまで

決め付け的に言及したのはやり過ぎで、中島さんの意図を達成する上では余計なことでしょう。

しかし、中島さんの書いた「常に学び続ける力」、「少しでも成功に近づくためには自分は次に何をすれば良いかを考えろ」は、

匿名さん始め、多くの人(自分も含め)への良いメッセージだと思うのです。

本来、「頭がいいということ」「成功するということ」「成功する方法」といったことには

万人に当てはまる、一意的な、真理のような答えなど見出せるものでしょうか。

中には、「昔は匿名さんのように考えていたけど・・・今は・・・」という人も多く、

同じ人でも年齢、状況、経験によって考え方が変わることは良くあるようです。

私も同じです。これからも変わっていくと思います。

昨日には真理のように思えたことが、明日には全く自己否定されていたり・・・

匿名さんは真理を書いたつもりではなく、あくまで自分の状況に対しての答えを書いたということかもしれません。

ただ、「我真理を得たり!」という色の強い書き方に見えてしまうというところはあります。

匿名さんに対して私が「?」「少し危ういな?」と思うことがあるとしたら、

「能力は持っているだけでは意味がない。発揮できなければただの自己満足に過ぎないのだ。」

の「発揮」する方法をに挙げている、「傲慢」「生意気」「楽天的」というものの

バランスに気をつけて、ということです。

「柔軟」に「臨機応変」に「謙虚」に。

匿名さんにこれが欠けていると言っている訳ではなく、あくまで文脈からは受け取った印象を踏まえてです。)

????最後に????

自分で出した答えってすごく正当に見えて、他人の答えは穴だらけに見える。

自分を頭がいいと思う人ほどその傾向は強くなりがちではないでしょうか。

その人がほんとに頭がいいか、その答えが正当かは置いておいて、

そういった傾向の強い人に難しいこと、でもすごく大事なことは、

自分の考えをいかに突き崩すか、もっと良い答えを求めて考えつづけるか

ではないかと思います。

例えがあれですが、良い製品はこういったことの繰り返しで良くなっていく訳ですよね。

ちなみに私もこの傾向があり、本当に難しいと感じています。

記事への反応 -

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん