2023-06-15

絵が描きたい人の為の3ヵ月上達法の前準備の前準備

前準備じゃなくて、並行でやっても良い。絵を描くための最初の一歩としてやってみてほしい練習だ。




ノートペンを買ってきて、日記を書け。

ノート学生さんが使う普通サイズノートだと心が折れる最初文庫本サイズくらいがお勧めだ。

ペン好きな物で良い。鉛筆でもボールペンでも良い。

内容も、何でもいい。もちろん、絵なんて描かなくて良い。文字だけで良い。

なんなら、文章じゃなくても良い。1日のやる事リストを箇条書きにするとかでも良い。推しセリフでひたすら埋めるのも良いぞ。

とにかく文字を書け。1日に、ノート1ページを文字で埋めるんだ。

「案外疲れるな、しんどいな」と思ったなら、この練習は効くだろう。

逆に言うと、何も感じなかったなら、こんな事しなくても良い。と思う。


趣味仕事で、日常的に絵を描いている人間が忘れがちなこととして、年に数回しかペンを持たない人も多くいるのだ。

授業やテストがある学生ならともかく、大人なら尚更。

仕事にもよるが、宅急便の受け取りサインや、役所手続きくらいでしか文字手書きしていない、と言う人は結構多いだろう。

いや、宅急便も、シャチハタで済ませてしまえば、ペンで何かを書かなきゃいけない機会なんて、滅多に無い。

そういう生活を続けていると、どうなるかというと。手が、長時間ペンで書き続ける筋力を失ってしまう。

だいたい5~10分もすれば、腕が疲れてくる。指先がなんとなくしんどくなる。

だってそうだ。長時間ペンを握り続けることはできないだろう。

そして、絵の練習で疲れるとどうなるか。答えは簡単。雑に描いて下手だと思って、嫌になってやめてしまうのだ。

基本的な図形を描いて、トレーニングするという手もある。現に、そういうウォーミングアップもいくつか提唱されている。

だが、そもそも、絵の初心者は、基本的な図形の描き方すらわかっていないのだ。

ただの筋トレなのだから、書き慣れている文字を書くようにした方が、余計な頭を使わなくて良い。


もちろん、絵の練習のための文字なので、筆圧や姿勢には気を付ける。筆圧が高すぎる自覚があるのなら、万年筆を使ってみるのも良い。 ただし沼だ。気を付けろ。

タイトルの下に線を引くなどして、飾り付けるのも良い。この場合も、絵の練習なので、なるべくフリーハンドで書くと良いぞ。


とにかく、長時間ペンを持つ練習しろ

学生時代、全く絵が描けず、自分にはセンスが無いから絵が描けないと思っていたのだが、社会人になってから、改めて絵を描き始め、それなりに描けるようになった。

言っておくが、マジで描けなかった。幼稚園児の落書きの方がまだマシなレベルだった。

そんな自分が、一番効いたと思っている基礎練習がこれだ。

そもそも自分は、学生時代も全くノートを取らず、テストくらいでしか文字を書いていなかったので、そもそもペンを持つ筋力が無かったと思っている)



ちなみに、以前プラモ塗装界隈で「日常的に文字を書くようにすると細かい塗装がやりやすくなる」と言う話を聞いたことがある。

自分以外の人も言っているくらいだし、多くの人に効果があるんじゃないかと思うぞ。

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