小学生のときの学校での性教育で、精子が卵子にたどり着いて・・・ってのを習ったときに、母親に「どうやってたどり着くの?空中とか泳いでいくの?」と訊いたら「そんなふざけたことを訊くな!!!」といきなり怒鳴られて泣いた。
ジャンプとかで裸とか水着の女性が出てくるものがあったときは遠慮なく捨てられた。
TVとかでもまあ似たようなもん。
チャンネルを変える前に「性を売り物にしてる」と罵倒しまくってた。
金ちゃんの仮装大賞もけなしてたなあ。バニーガールが出てくるから。
まあ俺もええかげんおっさんだから理性では「別に性は悪いことじゃない」というのはわかる。
でも無意識下というのか、考え方の根底に性は汚い唾棄すべきものという考えもこびりついてる。
世間だって性はタブー扱いしてるだろ、という言い訳も武器にしたくなる。
色恋沙汰や性欲なんかどうでもいい、という男がかっこいいと今でも思ってる。
それが俺の理想像になってる。
恋愛はした。セックスもしようとしたけど、駄目だった。勃たなかった。
もはやアレが恋愛だったのかどうか、その時の気持ちももう完全に忘れたけど。
恋愛、セックスをしたいと同時に、それらをしたくないというジレンマがいい年こいてもずっと続いてる。
そういうのと縁がなさそうなものばかり読んだり観たりしてる。
そういうのが皆無な作品は少ない。
でも一線を超えて朝を迎える、とかいうやつを見るとマジで凹む。
最初はギャグコメディだと思ってたのにそういう展開になると裏切られた気分になる。
こうやって凹んでる自分に凹む。
同じ質問したら、ちゃんとペニスをヴァギナに挿入して届けるんだよと教えてくれた理科の先生、偉かったな。
俺が同じように聞いてたらどう思ったんだろうなあ。