2023-05-31

引越しが決まったので寂しい気持ち綴ります

20代中盤になり、将来を考え一人暮らしを決めました。親に初めて相談した時には少し怒ったような口調で「実家からでも電車を使って職場に通えてるじゃないか」「転勤になっても車でかよえないのか」「お金がたまらないぞ」と言われました。

それでもしたいと伝え、物件探しに着いてきてもらいました。しかし、その時は不動産屋さんに物件探しが早すぎると言われました。それが半年くらい前の話です。

満を持して部屋探しに良いと言われた引越し予定日から1ヶ月半前。

本当は物件の良し悪しを見極める力に不安があった為、親についてきてもらおうと思っていました。最後まで親に頼る人間

しかし、親との都合が合わず、1人で物件探しをして、良い物件を見つけ親に相談すると、「いいんじゃない?もう不動産屋さんに連絡したら?」とすんなり了承を得ました。不動産屋さんにこの物件暮らしたい旨をメールで伝えました。

深夜になって実家を出ることが実感として湧いてくると、涙が止まらなくなってしまいました。

家族仲が良く、姉妹とも親とも話が絶えない家でした。冗談を言い合ったり、たまにお互い甘えすぎたり不機嫌を出したりして険悪になったり。もし一人暮らしをしたら、帰ったら明かりと暖房がついていることも、今日あった話をすることも、思いついた冗談を言って笑い合うことも、川の字で寝ることも、誕生日になった瞬間おめでとうと直接祝ってもらうことも、家族誕生日当日にケーキをみんなで囲むことも無くなると思うと、寂しくてしょうがなくて。どうしようもなく涙が出てきました。

思い返せば、入居日を相談した時にぽろっと「早くない?」と言ったり、遊びに戻ってくるねと言ったら「忙しくてそんな暇はなくなるんじゃない?」と言ったり。端々で親も寂しさを感じていることが伝わります

大昔に「大きくなったら一人暮らししようかな」と言った時「えー、寂しいじゃん」と笑っていた親を思い出しました。それでも今は「一回してみれば良いよ」「大丈夫、なんとかなるよ」と言ってくれます。本当に良い家に生まれたな、恵まれていたんだな、と改めて実感しました。

次の日の朝、いつもより多く話しかけてくる親。駅まで送ってもらう時に、あーもう送り迎えをしてもらうことって30回もないんだろうなぁと思うと悲しくなりました。

20代中盤で完全送迎甘やかされ人間。一応理由があって駅から遠いのですが、治安が悪くて仕事終わりに自転車で帰れるような土地ではないのです。)

親に頼っているなんて恥ずかしい、自立しなければと思っていたからやっと頼らずに済む、親に負担をかけなくなるぞ!と晴れ晴れしていましたが、いざとなると送り迎えをしてもらいながら今日あったこと、最近の話ができないことも悲しく、寂しいです。


初めてこのダイアリーを使うので、コメントに返信できないかもしれませんが、無視しているわけではないことをご了承いただけたら幸いです。

  • 自分のことを思い出してキュンとした。 寂しさは何時か慣れるよ。楽しいこともたくさんあるよ。 貴重な一人暮らしの時間を楽しんでね。

    • ありがとうございます。優しいお言葉、胸に沁みます。今は一人暮らしのプロになられたお方ですか?私も頑張ります。

      • >> 今は一人暮らしのプロになられたお方ですか? << ひー なりたくなかったけど プロになりました。

        • これから雨の季節になり洗濯が憂鬱になりますかね? 暑かったり寒かったりもするのでしょうかね。お互い元気に過ごせますように。

          • 梅雨あまり好きじゃないけど、寂しさと一緒で慣れますよきっと。 雨の街を見るのもいいものです。 とは言え気温や気圧の変化は疲れますね。どうぞご自愛くださいませ。

  • そのうち慣れると思う。慣れないうちは何度も実家に帰ろう。帰れると思ったら寂しさも減るはず

    • アドバイスありがとうございます。 慣れるまではスケジュール帳に「実家に帰る日」を決め、記してあります。しかし、それもだんだんと頻度が減っていくのかもと思うとそれも寂しい...

  • もう15年前だけど初めての一人暮らしの夜はいまだに記憶に残ってる もちろん特に何かあったわけではないんだけど東京事変の娯楽を聞くとその時の期待と不安の入り混じった感情がい...

    • その曲聞いたことなかったです。 ありがとうございます。聞いてみます。

記事への反応(ブックマークコメント)

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