2023-04-20

ギャンブル狂いだけどトレカ好きと結婚して助かった

自分ギャンブル狂いだと思う。

月刊マンガについてる銀はがしが大好きだった。

呼び込みでやってるくじを引きたかった。

宝くじ売り場で売ってるスクラッチをめちゃくちゃやりたかった。

当たりつきの駄菓子も大好きだった。

年賀状にたまに張り付けてあるコインで削るくじも大好きだった。

おみくじを引くのだって大好きだった。

PS2とかのパチンコゲームの画面を見てるのが大好きだった。

これ全部小学生くらいの時のこと。

自分で金を使えるようになってパチンコ屋に入れる年になったら確実に破滅すると思って絶対に行かないように生きてきた。

一番くじとか引いてA賞とかB賞が出るとめちゃくちゃ脳汁が出た。でも景品はすぐ売るんだけど。

UFOキャッチャーとかもやるようになった。景品が落ちた時、脳に快楽物質がドバドバ出てるのを感じる。

いろんなソシャゲダウンロードして無課金ガチャを回してた。最高レア定演出が出るとゾクゾクした。

そんな感じでなんとか大金を使わないようにギャンブル欲をごまかしながら生きてた。

ソシャゲの話で盛り上がってなんやかんやで結婚した夫の趣味カードゲームだった。遊戯王とかポケカとか。

趣味に関しては自分の金でやってさえすれば特に口出ししない。万が一迷惑行為を行ってたりとか整理ができなくて生活スペースに侵食したとかがあったらひっ叩くけども。

あるとき、次に発売するボックスの購入が一人一箱限定になってしまったので申し訳ないんだけど一緒に並んでくれないかと夫から相談された。

特段断る理由もないので一緒に並び、その日初めてパックを剥く喜びと出会った。出会ってしまった。

パックの一番後ろのカードがビカビカのキラキラに光っているのを見たとき脳汁が出てるのがわかった。

カードをパックから取り出してちょっとだけ横にずらして光ってた時のあの感覚

遊戯王ではプリシクっていうらしいカードちょっと見えたとき鳥肌が立つ瞬間!

これだ、と思った。

それからというもの、毎月遊戯王ボックスを買うのに同行し、ポケカ戦争にも繰り出し、転売ヤー死ねハゲ!!と思いながら日々を過ごしている。

今では立派にプレイヤーになってしまった。

大会にもちょくちょく参加し、新弾が発売されればパックを剥いて一喜一憂している。

カードが光った時の気持ちよさはずっとあるのでギャンブル狂いのままなんだろうけど夫の趣味の糧になるならパチンコよりは数億倍マシだと思って生きてる。

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