2022-09-13

孵らない卵が腹にいる話

書いたら出ねぇかな、と思ったのと、

書くとこないけど書いときたいな、と思ったので。

現在進行系の話で、追記するかもしれないし、しないかもしれない。

妊娠検査薬で陽性になって、医者行って、

「2週間後に拍動が確認できたら、産院への紹介状妊娠届書きましょうね」

って言われて、2週間後に医者行ったら

「育ってませんね、稽留流産可能性が高いですね」

って言われた。

健やかなカップルでも15%くらいの妊娠はそうなってしまうそうで、30過ぎかつちょっと卵性能に難がある身としては、そういうこともあるのかーと思った。

正直油断はしてた。

午前中に医者行って、午後に役所母子手帳もらうつもりで一日休み取ったのに、午後が空いてしまった。

念の為1週間様子見ましょう」って医者から帰されて、さすがに精神に来たなーと思ったとき、ふとTwitterうたプリ映画の話してる人がいたのを思い出した。

近くの映画館の予定を調べたら、ちょうど30分後くらいに始まるところだった。

急いで電車乗ってチケット取って映画館に入った。

我ながら、すごいいい仕事した。

1時間強、よくわからないがキラキラした良いものを浴びせられた。

凹みきらずに時間が過ぎたことで、ちょっと落ち着けた。

映画から出たらお腹が空いた。

ケンタッキーツイスターボックスを食べた。

映画代とケンタ代で3,000円も使っちゃったわね、と思ったけれど、自分で機嫌を取るための必要経費だということにした。

それで一週間後、今度は半休を取ってまた医者に行った。

「やっぱり育ってないですね、確定ですね」

みたいな話になって(そんな気はしてた、妊娠モードとき便秘してたのにここ数日超快便だった)、

「出てくるのを待つか、手術で出すか」

って話になった。

「手術だと入院可能性があるので、他の病院を紹介します」

とか言われてしまって、正直めんどくさいですわねって感じだった。

紹介状もらってよその病院行ってそれから日程確定っすか、いつになんだよ、みたいな。

「1週間経ってもまだ出てこなかったらまた来るんで、そのとき紹介状ください」

ってことにした。

医者会計するたびに、「流産保険適応なんだなぁ」と思ってしまう。

それが今日の話。

地味に年休が減っていってるから、社則を調べてみたけど、妊婦不妊治療のための休暇はあっても、流産のための休暇はなさそうだった。

そりゃそうだね。

生理時に吐き出される壁に1センチの卵がひっついてるんだから生理より血が出るんかな、良かったらトイレで出てくんねぇかな、などと考えている。

在宅勤務95%くらいの職場なんで、不安定な状況ではめっちゃ助かっている。

(努めて考えないようにしてるとはいえドライに過ごせているのは、たぶんまだ拍動もなんもなかったからだと理解してる。

手元には医者で渡された3枚の卵のエコー写真がある。

取っておくか、なんぞ供養にでも出すか、考えるのを棚上げにしている。

とりあえず、今のところはこれでおしまい

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