自分の周りの皆さんも、かなりワクチンに期待しているように感じられます。
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0011.html
国内で承認されているファイザー社のワクチンでは、ワクチンを受けた人が受けていない人よりも、新型コロナウイルス感染症を発症した人が少ないということが分かっています。(発症予防効果は約95%と報告されています。)
しかし、現在、コロナの拡大状況として一般に目にするのは、新規陽性者数かと思います。そしてそれは、ある程度人数を絞った検査(発症者、濃厚接触者等)によって判明している数です。
例えば、東京都では、5/6の検査人数5,513.0 人、新規陽性者数736.6 人、陽性率9.2%でした(この人数の小数点以下の数字は何??)。
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
今後、ワクチン接種が進み、95%の人が感染しなくなるとしても、5%くらいの人はやはり感染します。仮に1%しか感染しないとしても、1000万人の1%である10万人くらいの人は感染すると思われます。365日で割って、毎日300人くらいは感染するわけです。
そして、この人たちの一部が発症したり、その濃厚接触者等になって、検査され、感染が検出されると、結局毎日数百人の人が新規陽性者数としてカウントされます。こんなにワクチン打っているのに、新規陽性者数結局減らないじゃないか、と言うことになりかねないなと思います。
要するに、ある程度の濃度のところを検査し続けるのだから、ある程度の割合で見つかり続けるだろうと言うことです。
どうしたら良いんでしょうね。
今は、おそらく(推測ですが)、検査対象者を広げて、無作為抽出等やれば(すみません、統計学的な話はできません・・・)もっと陽性者が検出されると思います。
その無作為検査を続ければ、だんだん全体としての濃度が薄まってきていることがわかるのではないかと思います。
後からやっても遅いです。基準を変えたら感染率下がるのは当たり前じゃないかと言う話で終わります。ワクチン接種が滞っている今が最後のチャンスではないかと思います。
まず、コロナ前後で、死者数は決して増えていない、むしろ減っているために、統計上異なる扱いをした方が良いと判断しているくらいですね。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_15591.html
そうすると、後から振り返ってみれば、決して失政ではないと言う話ができるのではないか、そんな判断があったのではないか(完全な邪推ですが)。
実は決定的なダメージがないと言うことであれば、ある意味、コロナブームに乗って、さまざまな方面にやってる感を出すことができる。
多分、決定を下すことができる一人一人は、いろんなしがらみの中にいる。
いろんな方面に対して、良い顔をする必要がある。一つ一つは矛盾していても、決定的なマイナスにつながらないのであれば、各方面に順に良い顔をしていけば良い。
いつまでこんな感じでやるんでしょうね
今日の時点では、まだ、減ったり増えたりで良いだろうと考えているようです。
けど、さすがにこれを続けるのは辛くないですか??
想定外の変異株が出てきた。これまでとは違う対策を取る必要がある。