話し相手が知らない作品やキャラクターについて会話するとき、「尊い」を始めとした言語化サボりワードを使うな。
同好の士の間で共通理解を示すために「ヤバい…尊い…」みたいな会話をするなら好きにしたらいい。それはギャルの使うようないわゆる「わかる~」という純粋に共感を示すコミュニケーションだろうし、そうやってお前らはグルーミングしてるわけだから、別にそれを邪魔しようとかは思わない。マジつまらなさそうだしそういうコミュニケーションはしたくないなとは思うけど。
だけどジャンル知らない人間とかそもそもオタクではない人間に対してそういうワードを使って会話しようとするな。聞いてるほうには、お前が対象に尊さを感じていることしか伝わらないので、それ以外のことは何が何だかわからねえんだよ。感情を伝えるだけの発話が悪いわけではないが、それが続くとめちゃめちゃつまらないんだよね。なんなら「私がこう感じた」っていう内容は、単なるスノビズムにしかならないからな。まあ聞いててうっとうしいんですわ。
もしそういうオタク会話をするときがあったら、キャラクターやストーリーの概要と面白い/萌え/燃え等のポイントをかいつまんで、わからない人でも共感できるようにわかりやすく話してくれ。
要求しすぎ、って思うかもしれないけどコミュニケーションに慣れてる人や、人を小話で笑わせることに長けてる人はこれをほとんど無意識にやってるんで。ちゃんとそういう風にしてくれるとこっちも話を興味深く聞けて会話を展開できるのよ。
「ハァ…尊い…」って言われても「へえ、そうなんだー」としか返せねえんだわ。別に質問でその話題を掘っていってもいいんだけど、なんで誘い受けみたいな事させられてるのかちょっと腹立つから、会話のフックくらい用意してくれや。王侯貴族じゃねえんだからよ。
よろしくな!
尊い使いまくる女オタクって3年くらい前では?