在宅。転職で業界変えて入った。楽しんで仕事してたはずだった。
仕事好きだったはずなのに。3人いたメンバーがひとり抜け、かつ案件がひとつ増え、という状況で普通にパンクしていった。
もともとスケジュール管理やマルチタスクが得意じゃないのだ。一度にひとつのことに集中させてほしいタイプというか。
でも引き受けないと「誰が担当するんだ」の押し付け合い会が終わらなくて、その分どんどんスケジュールがタイトになってく。
そんなミーティングや進捗共有やるくらいなら作業させてほしくて、とりあえず一番下っ端だし経験値積まなきゃと思って自分担当でいいってことにして引き受けた。そんでつぶれた。
転職前は同じような仕事をする部署にひとりでいた。誰も頼れなかったので人に頼るという発想があまりなかった。だから頼り方がよくわからない。そもそももう一人だって余裕があるわけじゃないから、露骨に「頼らんでくれ」な感じの対応されていた。技術的にもちょっと微妙なアドバイスはくれるけど、作業分担とかはぜったいしない、みたいな。
最近上司として上席の技術者が本格的に介入してくれるようになったけど、上司だって余裕があるわけじゃない。マネジメントより開発に時間を食われている。
引け目があるから頼れない。
自分でなんとかしようとして、つぶれた。
お客さんに迷惑かけてる。
もう何もかんもいやになって、辞めることが頭をよぎる。
辞めたら何が困るか?
住居は立地を考えればタダ同然だ。持つべきものは太い実家である。
しかしこのクソッタレコロナのおかげで、そのタダ同然の家賃と自分の食い扶持を稼ぐだけのバイトの存在が危ぶまれる。
一人暮らしで、親しい人間はいない。親しい動物もいない。良い歳こいて何も背負っていない。強いて言えば前職で壊したメンタルが重くのしかかってくるくらいか。そうだ医療費は定額でかかってくるんだった。月いちの通院を捨てるとゾンビみたいになる。
お客さんに迷惑かける。
死ななければならないのに不正に生きているような心地になる。
うんざりだ。
もううんざりだ。