2020-12-17

anond:20201217023832

音楽は聴いたときの体調とか周囲の環境とかでまったく印象が変わってしまうことがある

同じ曲を毎日聴くとしても、あれ?こんなに速かったっけ?と思うこともあれば、なんか遅すぎないか?と思うこともある

同じ曲を同じ再生速度で再生しているにも関わらずである

聴く側の心臓心拍数とも関係があるような話があった気もする

心拍数リズムベースになってはいるのだろう

コンサートなどでメンバーに同じ拍子が電子音で聴こえる耳に装着する機器クリッカーと呼んだりもした気がする、があるが、

あれがないとドラムベースから加速していってしまうことがある

俗に言うアクセルがかかるという奴である

思うにずっと弾いていると色々と音の感覚麻痺してくるというのもあるし、心拍数が上がるからでもあるんだろう

から最初から弾いていってアクセルが入って速くなっていくのは違和感がなくて問題がないが、

途中参加で演奏する人からすれば、こいつらなんでこんなに速いんだ?みたいに思うこととかあるのではないだろうか

商業音楽だろうがクラッシックだろうが何だろうが、すべての音楽の原点は原始人が炎の周りで踊るようなものだったはずである

それは基本的太鼓ベースであり、音階はないがリズムがあり、規則性があった

規則性はリズムだけでなく音階にも当てはめられ、それが数学音楽関係に結びついた

数学音楽は密接な関係がある

というか、医学などその他多くのもの音楽関係がある

しかし、なぜこの周波数の音が気持ちが良く、なぜ不協和音不快なのか、

一方で半音ずれたことによる不快和音気持ち良く感じる人がいる、もしくはディミニッシュパッシングだっただろうか、

音が上昇、下降するとき半音で移動するというのは非常に心地よく感じられる、ことがある

これはベース音が単音であれば単なる半音であるが、コードとしての当てはめ方はいくつかあると思う

それがいわゆる5度進行であったり、ディミニッシュコードで補間するというものである

このディミニッシュコードは単体では深いな音に属するように思われるが、安定したコードの間に挟むと美しくさえ感じるのである

これはエネルギー局所最適化の図に似ているともいえる

ある局所的なエネルギー最小値から別の最小値、凹みから凹みへ移動するには山を越えなければならない

その山がディミニッシュコードに当たるのではないだろうか

音というのは不思議ものである

音によって感情が作り出されることがある

逆にそのとき感情によって音に対する感想が大きく変わるのである

そういう点から考えるならば、職場に最適な音、音楽食事中に最適な音楽

フィリップ・K・ディック小説アンドロイド電気羊の…」のムードオルガンではないが、望ましい感情音楽から作ることもある程度は可能であろう

もちろん、その音楽には無音も含まれるのである

無音とは最もシンプルで素晴らしい音楽である

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