全国規模のゴシップ誌は大きな話題を生み政治や芸能界まで影響を及ぼす。
かつて北海道にはこうしたゴシップ誌の地域版が大きな人口圏域ごとに存在していた。
札幌に拠点を持つ『財界さっぽろ』『月間クオリティ』は出版事情が厳しいと言われ続けて何十年と経つのに、北海道圏域をカバーするゴシップ誌として、いまだに頑張っている。
サブの稼ぎが色々あるからこそなんだろうけど、みんなが好きな、怪しげで、しかもローカルな話題を道民に提供している。あとエッチなことができる場所も!
北海道庁、北海道警察、北海道新聞は権力の中枢では時に怪しげなことをするので、『財界さっぽろ』『月間クオリティ』が書きうる話題ってのは結構ある。
それはいいんだが、各都市にあったこういう小さなゴシップ誌は平成の時代を経てほぼ絶滅した。
現在は2000年くらいから勃興した、飲食店や美容室の使用がクーポン割引になる(特に最近ではスマホと連動した)コミュニティ雑誌が地域を席巻しているだろう。
ところが旭川だけは事情が違う。もちろん北海道第2位の都市だからといってしまえばそれまでなんだが、なぜか、いわゆるゴシップ誌が少なくともまだ二つあるのだ。
『月間北海道経済』一応ウェブサイトがある。http://h-keizai.com/ クソローカルなゴシップ誌の面白さ感じて欲しい。
道北稚内にはまだ『月間道北』が生き残り、そして道東根室には『月間新根室』(根室内陸部の大都会中標津に拠点)がある。ゴシップ的なものを扱うのはこれくらいだろうか?
旭川は謎の都市で、地域メディアが異常に多い。如上で述べたものの他に、『グラフ旭川』(マイルドな地域雑誌)や『あさひかわ新聞』などがある。
理由を考察しようと材料を集めているが、旭川が特に他と異なるのが人口規模くらいでまだ説得力のある話をすることができない。釧路とか函館とか、苫小牧くらいにもあっても良さそうなものだ。
色々意見があるだろうけど、もうなくなってしまった他の都市のゴシップ誌は戻らないから、メディアの多様性がある旭川は羨ましいし、面白い。
あとこういう「インターネットっぽさのないメディア」って今後どうなっていくんだろうかと思う。意外にネットが普及すればするほど独自性が出てきてなんだかんだ生き残るのかもしれない。
東京出身なのでローカルゴシップ誌ってまったくイメージ出来なかったんだけど、あげられていた「月間北海道経済」のサイトでようやく雰囲気が掴めた。 すげぇなぁ、これが各都市毎...
うるせえ アンタら東京民だって、その昔は 「・・・東京ローカルな話でスイマセン(笑)」 なんつって、田舎のトンガリキッズ(苦笑)なオラ達をノケ者にしてはしゃいでたぞ! オ レ は 忘...
オリーブの葉があざやかな青色になり レースのカーテンが風にそよぐ季節には はしごの影がくっきりと顔に写るその姿を 忘れたはずのその姿を思い出す れんげの花が足元に咲き ねむり...
上京までずっと道民だったから気が付かなかったけど、調べてみたら市ローカルの新聞(苫小牧民報、苫小牧市の新聞で普及率No.1)があるのもそこそこ珍しいんですね
親戚が旭川。ザ住宅街の親戚の家の近所にローカルテレビ局があってびっくりしたけどそういう感じだったんだね。 だいたい江戸くらいからの地縁の内地の田舎じゃ地域のゴシップは口...
旭川は、戦前は旧陸軍第7師団、戦後は陸上自衛隊第2師団が駐屯する日本を代表する軍都の一つ。 最北の医科大学があることもあり、並の県庁所在地以上のポテンシャルがあるよ。
名物も文化もない北海道は軍事と快楽と目に見えるものだけを追い求めた人間の町 開拓時代に強制連行されタコ部屋で死ぬまで働かされた奴隷の死体が線路の下に眠る街
「寒そう」と言うイメージしかないんだがそういう土地なのか 何で医大あるんだろうと思ってた
道新TODAYが懐かしいわい。 あさひかわ新聞はそんなに取ってる人いないけど、雑誌と新聞の形態の違いなんだろうか