サイゾー系ネットメディア・LITERAが、三浦瑠麗の「阪神大震災で工作員の迫撃砲が見つかった」発言について、『噂の真相』つながりなのか、元神戸新聞記者の西岡研介、松本創に話を聞いて記事にしている(LITERAは『噂の真相』スタッフが立ち上げたWeb媒体)。
三浦瑠麗の再反論“大震災時に北朝鮮工作員の迫撃砲発見”に阪神大震災を取材した記者たちが「聞いたことない」|LITERA/リテラ
http://lite-ra.com/2018/02/post-3808.html
記事では、三浦は何故、阪神大震災で迫撃砲発見の「根拠」を最初から出さずに、炎上後しばらく経過した後で突然に持ち出してきたのか、という疑問を投げかけている。
いや、実は三浦氏はこの読売新聞の記事の存在を知っていたかどうかすら疑わしい。三浦氏がこの〈大震災時の迫撃砲発見などの事後的な未遂案件〉を根拠とするのなら、なぜ最初の反論の際にこれを出さず、実話誌レベルの「デイリー・スター」とネッシースクープの「デイリー・メール」を根拠に提示するという恥ずかしい行動に出たのか、意味がわからないからだ。
反論を出したところさらなる反論が返ってきたがために、あわてて新聞データベースで「北朝鮮 スリーパー 工作員」などと検索をかけたところ、読売の記事だけが見つかったので、もち出した……あまりに杜撰な発言、反論を見てきた側としては、そんな想像さえしてしまう。
記事では、返ってきた反論に慌ててネットで調べて提示したからだと推測しているが、三浦がこのタイミングで持ち出した理由はほぼ明らかで、それは前日にWebメディア・アゴラにてアゴラ編集長の新田哲史が、2007年の読売記事を引用し、三浦のワイドナ発言を肯定する記事を発表していたからである。
“スリーパーセル” 読売が10年前に阪神の被災地から武器発見の報道 – アゴラ
http://agora-web.jp/archives/2031078.html
この記事を読んだ三浦は、こんな記事が過去に出ていたんだ・やっぱりスリーパーセルのテロの危険ははっきりしている、と思い、さっそくツイートしたのだろう。