2018-02-05

web小説特有の改行文化が好きじゃない

元々、とにかく誰かの文章を読むのが好きで、小説とかニュースとかジャンルわずに暇さえあれば本やネットを読み漁ってた。

小説の傾向には、好き嫌いはあまりない。

なろうにこれでもかというくらいに溢れている異世界系も、特別好きでそれ目当てにアクセスするというわけではないが読み始めればそこそこ楽しんでいる自分がいる。

小説に限って言えば、本当なら少しお硬めの文体の人が好き。だから可能な限り好きな作家文豪の本は持ち歩くようにしている。

それでも、たまーには気分転換としてプロではなくアマチュアの不完全で危うく緩い文章を読みたいなと思う時もあって、そういう時は投稿サイトなどを巡る。

すると、内容が好みドンピシャのもの上記の通り、お硬めの作品が好きなのであまちにふざけすぎているものは好まない)に出会っても、とにかく改行が多くて読む動作自体ストレスに感じてしょうがない。

あれもネット小説文化だと割り切ってはいても、気になって調べてみると、作家側の意見としても「入れたくもない改行を、読者のために入れている」といった意見が数多くあることを知った。

横書きネット小説の、あの改行多用は一体何のためにあるのだろう?

読みにくいと感じてしまうのは私だけなのか?

極端な話、あの無駄な空白があることで、文章自体の魅力が半減以下になってしまう気がしている。折角ステキな題材なのに。そう思うことが多いのだ。

ネット小説文化の歩んできた歴史について、私はそこまで詳しくもないが、改行については昔から賛否両論だったらしい。

であれば、一度くらい、ネット上にアップする作品を「改行多用バージョン」と「通常バージョン」とで、二種類アップするようなやり方が流行たことはなかったのだろうか?

個人的意見として、文章が読めない・読みづらい・読むことが好きでない人は漫画を読んでいればいい。ただ、文章を読むことを幸せと感じ、誰かに書いてもらえた文章にありつけた時にこの上なく贅沢をしている気分になってしまうような私のような人間のために、せめて「文章を書くことを愛し、且つネットの改行文化に首を捻っている人」には(もしも周りに合わせなければと思って無理に改行を含ませているのなら)我慢してほしくないし、我慢しなくても良いような空気ができればいいなと思わずはいられない。

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