何の取柄もなく人に好かれないなら死んじまえ
悪いことは言わない
生きたところで負け犬
生きるなんてどうせくだらない(映画「ファントム・オブ・パラダイス」より)
現代において自殺防止が推進されるのは、社会を維持していくために必要だから。
苦しくなったら死んでもいいってのが肯定されたら、道徳も倫理、規範も崩壊して、
悲しいことに、世の中には生きることの適性が全くない人種が一定数存在する。
協調性も無く、競争にも向かないタイプの人間はどうしたって幸せになるのは難しい。
集団から排他され、ピラミッドの底辺で勝ち組を引き立たせるためだけの踏み台を延々と演じ続けるだけ。
天寿を全うしても、せいぜい80年やそこらの人生。
それを多少前倒ししたって、来るべきタイミングが少し早く来たってだけ。
ある程度まで生きて、自分の可能性に見切りが付けられるなら、自分の終わりは自分で決めたって悪くないんじゃないかな?
無数の動植物を犠牲にして、成り立ってる命なのに、死にたいどうでもいいって惰性で生きるのはある意味すごく僭越な事だし。
そうは言いつつ、オレも家族や友人が自殺するってなったら、実際は殴ってでも止めるんだろう。
大切な人に死なれたら、残された側はたまらなく悲痛になる。
人生の終わりは生物的な限界よりも自分の意志で決定すべきって考えていながら、
自殺はして欲しくないことになる。