2016-11-25

ポケモン卒業しなければ

ネタバレ

ポケットモンスター サンを買った。発売二週間くらい前に気づいて、近所のゲオで予約した。

予約してから、ずっと前に買ったXとアルファサファイアクリアせずに積んでいたことを思い出して、Xはでんどういりまでストーリーを進めた。

アルファサファイアは間に合わなかったので、そのままにした。

自分ガチ勢ではないので、久しぶりにポケモンを捕まえて、レベルを上げて、悪の組織ボス四天王チャンピオンを倒して満足した。

ポケットモンスター サンの発売日が来た。予約をしたのはつい最近だというのに、待ちに待ったかのように受け取って、すぐにはじめた。

買ってからしばらくたつとやらなくなるのはわかっていたからね。

最初の三匹はほのおタイプしか選んだことがない。

いぬが好きなので、博士が持っているイワンコがうらやましかった。はやく捕まえたいのにちっとも出てきてくれなくて、いろんなところを探索した。

のしかった。


ここからさき、ひどいことを書く。自分意見だし、みんなの意見じゃない。

ポケモントレーナーは、ポケモンとバトルをして絆を深めていくものだと思っていて、今日もそうだと思っている。

でも、サンに出てくる主人公の友だちは、そういうことをしなくてもポケモンと仲良くなれていた。

普通に考えれば、トレーナーじゃないオーキド博士ポケモンに慕われているんだから当たり前のことなのだけれども、

ポケモントレーナーしかなったことのない自分はそれに気づけなかった。そして、それに違和感があった。

とても優しくてかわいくて、自分とバトルしたい、トレーナーになるからというリーリエに、もっとはやくそう思ってほしかった。

友だちを助けたくて、自分の友だちと戦ったのに、彼女はそれを見ていて、回復しまから、と言った。

ハウも、自分と何度も戦ってくれて、一緒にダブルバトルもして、友だちになれたと思っていたら、たぶんだけど、ほとんどリーリエのためだった。(と、思った)

トレーナーではないリーリエと、ほしぐもちゃんの絆を見せてもらえてうれしかった。人間ポケモンのつながりをあらためて対等に感じられた。

でも、だったら、ほしぐもちゃん(ソルガレオ)はリーリエといっしょにいてほしかった。

リーリエはトレーナーじゃないからいっしょにいられないというなら、リーリエにトレーナーになってほしくなかった。

ソルガレオリーリエがカントーで立派にトレーナーをやれていたら、そっちに帰ってしまうのだろうか。

このあとバトルをして、ポケリフレをして絆を深めても、いまここにいるのはリーリエがそうしてほしいと願ったからなんだろうな。


いろいろ考えて、いい年してなに言ってるんだろう、と思ったので、そろそろポケモン卒業したほうがよさそうだ。

いつかポケモンと本当に旅ができたらと思っていたけれど、そうしたとき自分主人公じゃないと気づくよりはマシだ。

ポケットモンスター サンは、リーリエという素敵な女の子物語を、彼女の周りのすこし便利な人間として眺める話だった。

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