2016-01-05

ホモ同棲していた

「女の人と付き合うのはじめてだけどうちで一緒に暮らさない?」

私は19歳だった。男の人と付き合うのは2人目だった

彼は女性経験は一応あるようだったが中学生の時年上のお姉さんにほうきで湿疹?がでるほど殴られたりしながら飼われていたとかそういう嘘の様な本当の様な話をいくつも持っている人だった。I君としよう。

I君はホモだった。当時は完全なホモであったと思う。

同じゲームセンターストリートファイターⅡXの流儀を習った。私はそのおかげでゲームがうまくなった。I君は異常にゲームが上手かった。

そして私は放蕩女子をやっていた。

高校を3年までだらだらと行かなかったりたまに行ったりして結局中退し本当にろくでなしのまま半年ほど働かず男の人と同棲したが反りが合わず渋谷ゲームセンターバイトしたり人の家に転がり込んで白飯をいただいたりしていた。

その中の転がり込んだ家のひとつがI君の家だった

I君はホモ彼氏と別れたばかりでI君の部屋には元彼の置いて行ったパタリロが、やたら場所を取っていた。

そこに何泊でもしていいよ、と言われたのでお言葉に甘えて数日泊まり、帰り、数日後また泊まった。

私は男勝りというとかんたんすぎるが女子同士の群れは嫌いで声も低くこざっぱりとした性格…のように人からは見えていた、と思う。(自分もそう思っていたがその認識はあとで間違いだと知る)

その辺が気に入ったのかわからないがI君は上の様な言葉を言い放った。

I君は固太りで170cmちょい、80キロほどあり決しておしゃれではなく、見た目ぶさいくではないがイケメンの部類ではなかった。部屋は4畳半と6畳風呂無し共同トイレ。当時は無職だったが家の説明しずらい事情があり母が家賃を払ってくれていた。

「いいよ」

私はかんたんに言葉を返した

ここからDV病院送りやら張り型つけてセックス調子乗ってアナルから出血やらホモケンカやら薬物中毒やらK街でケンカが強くなるとか4階から落ちて自殺しようとするとか、そんな未来はなにもわからなかった。ただ私はI君に興味がでていたしI君にしてもさみしいところにするりと私が入ってきたのだろう

私はBL同人誌さぶX68K(XVIだった!)が乱雑に落ちてる部屋で確かにそう言い放ってしまったのだ

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