2011-03-26

床屋談義

 床屋談義だけど、美容室看板には書いてあるお店でのお話

 「髪の毛を濡らしま~す。」と移動式のシャンプードレッサーの中に頭を入れられているときだった。

 となりの席の人がお店のマスターっぽい人と世間話を始めた。

明日からスーツ着て仕事から、耳を出してさっぱりとしてください」というオーダーを起点として、会話が連鎖を始めた。

「これはよかったね」

「いや、そんなによくないんですよ。東京就職する予定だったのが、地震の影響で地元での就職なっちゃて」

「転勤が中止になったの?」

東京建築デザイン事務所から内定地震を理由に取り消しされちゃって」

「あらら」

「でも、先週、地元面接を受けてみたら、来週からすぐにきてくれとトントン拍子に話が進んでしまって、ひとまず、その会社で何年かがんばってみることにしました。」

「とりあえず、よかったね」

「これから東北のほうで、失業者がかなり出る可能性があるし、決まっただけ、よかったです。」

「午前中にきた大工さんによると、建材のほとんどが被災地向けに仕向けられて、仕事をしようにも材料がないんだってね。ユニットバスも合板も秋までないとかで、困っていたよ」

建築関係の大学に行っていたので、そんな噂も聞いています。一儲けしようと考えている人もいっぱいいるそうですしね」

「へー、建築関係なのかい地元で決まった仕事もそちら関係かい?」

「羽毛ふとんの訪問販売している会社たいです人間、寝ないわけにいかないので、けっこう安定していると思うんですよ」

全然、畑違いだね。大丈夫かい?」

パソコンの腕を買われて、デザイン職で採用されたので、腕を磨いたら、また、東京を狙うつもりです給料は安くても東京ガラス張りの眩いオフィス仕事のはずだったので、夢は諦めたくないですね。」

断片的なお話からわかったこと。

東京会社地震を理由として、内定の取り消しが横行しているかも。

若者WannaBeを原動力にして商売しているところが東京はま存在する。

建築資材の入手が困難になりつつあり、被災地以外の仕事にも支障が出始めている。

面接してすぐに採用されたことにこの若者が疑問をいだいていないこと。

以上、今日チラシの裏した

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