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2004年に介護ビジネスに参入して話題となったワタミ・グループが、電子書籍に参入することが明らかになった。「黒船」アマゾンに続く「ブラック」企業の参入に、今年こそは「電子書籍元年」と呼ばれる年になりそうだ。
ワタミ株式会社の渡邉美樹取締役会長は、2013年をめどにワタミ・グループが電子書籍事業に参入することを発表した。ワタミ・グループの運営するインターネットの電子書籍ストア「座・和民ブックストア」では、『まんがで学ぶ 成功企業の仕事術』全3巻のほか、20万冊の和書を提供する。
電子書籍の制作は、和民の従業員が客のいない時間帯に店内でパソコンに打ち込み、店長クラスが睡眠時間を当てて校正作業を行う。また、専用の電子書籍端末「karo」(中国ハーウェイ製)を特別価格で提供。販売ルートは和民各店舗を使い、おもに泥酔した客に向けて直販される。
ワタミの渡邉氏は、「(電子書籍事業が)失敗したら、担当者にビルの8階とか9階から、飛び降りてもらう!」と意気込みを語り、消防本部の使う「飛び降り保護マット」関連株が急上昇した。