はてなキーワード: 雪だるまとは
悪意から言っているのではないことは分かっている。
私自身の歪んだ思考が善意からの言葉をねじ曲げて捉えてしまっている。
胸の奥に去来する僻みの感情も、胃の奥からのきりきりとした痛みも、誰かが悪いわけじゃない。
自分のことは自分でしなければならないことくらい、分かっている。
それでも、「次の就職は決まったのか?」と毎日別の人間から尋ねられるのは辛い。
相手はほぼ全員公務員だから尚辛い。
3月末で臨時職員の契約期限が切れて、自治体の規定で更新はされない。
今の職場を必ず去ることになる。
働き口を見つけられなければ4月から無職。
周りの人たちは私のことを少しは認めていてくれているらしい。
だから、4月からどうするのかを心配して聞いてくれているんだと思う。
そんなの分かっているけど、悪いことしなければ将来安泰で、毎月お高い給料を貰って割と安穏と過ごしている人たちに、しつこくしつこく同じことを問われると、気が萎えてしまう。
と、言うより、腹が立つ。
憤っても嫉妬しても何にもならない。喚いたって何も変わらない。
でも、「今は不況だから大変だね」とか「ハローワーク?ツラそうっすねw」とか言われると、所詮他人事なんだから放っとけよ!と吠えて噛みつきたくなる。
臨時職員という一番下っ端の立場にあるから、上から目線の哀れむような言葉をかけられても仕方ない。
「俺が人事だったら増田さんのことをすぐ採用するのにな」とか慰めにもなってない。黙れこの野郎。
就職決まったの?
まだ決まっていません。
大変だね、でも頑張ってね、増田さんならきっと見つかるよ、真面目だし。
無責任な言葉を投げっぱなしにするくらいなら、何も聞かないでくれ。
一番危機感を持っているのは多分自分自身だから、煽らないでくれ。
自分の中の嫌な感情が混じりあって雪だるまのように膨れていって、時々叫びたくなる。
これからもここで働けるくせに、私と何もかも違う立場にあるくせに、無責任で勝手なことばかり言ってるんじゃない、私の問題なんだから放っとけ!
勿論こんなことを吐き出せるわけもなく、喉口まで沸き上がっていた言葉は腹の中へと戻る。雪だるまはまた大きくなる。
いつもはとてもいい人たちだ。
理不尽なことで怒ることとかもない(むしろ怒られないことが怖かった)。
その善意が今は痛い。善意を悪意のように変換してしまう自分の心が一番痛々しいのだろうと思う。
だけど、連休取って家族でハワイに行ってきた、とか、今日は調子が悪いからちょっと早めに上がるわー、とか。
大小の別はあるが、毎日のように飲み会を敢行。各人により1時間程度の誤差はあるが、ほぼ定時上がり(さすがに管理職級は除く)。
まさにぬるま湯の中にいながら、ハローワークのサイトで求人を検索する自分。
世間一般的に最強と言われる新卒カードが失効して、もうすぐ1年。
もうこんなところには二度と巡り会えないのだろう。
ここにいる人たちとも二度と会わないだろう。
逆に会いたくない。嫉妬と自己嫌悪で狂いそうになる。
就職出来ず、中途半端に働く道を選んだ自分が結局悪いのだけど。
色々と思うことはあるが、何を思っても思うだけでは何も変わらない。
だから前を向いて、せめて表だけでも明るく振る舞いたい。
だけど目の前では不況の嵐が吹き荒れる。
決意をしなければ歩けない。気を抜いたら吹き飛ばされる。何もしなけりゃあっと言う間の崖の下。そうしたらきっともう戻れない。
だから、安全な場所から私の背中を平手で叩いて押し出すような真似は止めてください、善意だとしても止めてください。
もう崖の途中の岩を片手で掴んで宙ぶらりんな状態なんだから。
ここから崖下に落ちようが別の岩を掴もうが、関係ないから、放っといてください。
うるさい、だまれ、しねばいいのに。
世間では、中学受験の害悪だなんだというのはさんざんに語られていて、自分自身も小学校の三年生や四年生から塾に通い詰めて毎日夜遅くまで、なんてバカらしいことだと思っている。できればさせたくない。子供は、予想以上に伸びるし、しかし、ゴムのように突然切れる。切れるまでのタイミングがわからない。だから正直怖い。
それでも、やっぱり私立進学校に子供を通わせたいと思う(信じる)たった一つの理由がある。
それは、
だ。
自分自身が東大・京大に時に百人近くの進学者を出す私立進学校の出身だからわかるのだが、実際、私立進学校の効果というのは「良い大学」に入ることではない。むろん、「良い大学」への道は、公立の進学校や底辺私立校なんかに比べればはるかに整備されているだろう。それは明らかに感じられるし、たしかに「良い大学」に入ることはできたが、ぶっちゃけ、「良い大学」に入らなくても(極論するならそのまま高卒でどっかに就職しても)私立進学校に通った価値ははるかに巨大だと思っている。
というのも、私立進学校の「人脈」というのは、ものすごいスケールだからだ。語彙が無いのでものすごいとしかいいようがない。なんせ、「ただの友達」としてバカやらかしていた奴らが、次々大企業に入り、あるいは役員クラスになり、医者になり、大学教授になり、官僚になり、弁護士になり代議士になり……とにかく、中学・高校時代の「ただの友達」だったはずなのに、社会の中枢にグイグイ食い込んで行くのだ。
彼らを「人脈」として活用出来ることのメリットは言うまでもないが、さらにすごいのは、「人脈」を作るためのコストが、ほぼ中高時代の授業料のみ、という点だ。「何も考えず」・「ただぼけーっと友達と遊んでいるだけで」、社会の上層部で働くエグゼクティブと友達になれるのである。
もちろん、友達の全員がそううまく行くとは限らない。限らないが、一学年二百人ほどで、六年間過ごすのだから、ほぼ全員と顔見知り程度にはなれる。将来、この格差社会の頂点に食い込んで行くような連中と、中高時代から知り合いになれることの計り知れないメリットは、もうわかるだろうか。
なんせ、ホントに打算や計算抜きの「友達」が、「人脈」へと進化していくのだ。
俺自身、中学や高校で友達と遊んで、バカやらかしていたときには、そんなこと微塵も考えなかった。いつか社会に出るのだとはわかっていたけれど、それがどういうことなのか知りもしなかった。ただ毎日を、適当に遊んで、テストも適当にこなして、また遊んで暮らしていた。
にもかかわらず、彼らは「人脈」になった。
おまけに、私立進学校にはきちんと同窓会組織があり、OB同士のつながりの意識が強い。同級生の友人が「これから社会に食い込んで行く」奴らなら、OBは「すでに食い込んでる」人々だ。こうなれば勝手に人脈の雪だるまが転がっていくようなものだ。
この無敵のパスポートの効力を味わった今、なんだかよくわからないままに中学受験させられたことは、これ以上なくありがたかったと思うし、それを子供にも味わわせたい。
中学受験は一度しか来ない。
ただ自分の納得のいくものをひたすら創り、より多くの人に食べて味わってもらうという大きな志をもっている。
いや、もしかしたら、彼の志は全く別のところにあるのかもしれない。
料理を通して何かを成し遂げたいのかもしれない。
だが、彼の大きな志がなんであるかは、料理に詳しくない私には知ることできない。
私は、偶然その大衆食堂に立ち寄り、目立たないが、きびきびと洗練された彼の仕事ぶりにひかれた。
木訥ではあるが、手抜きのない緻密な仕事ぶりを誰もが誉めた。
彼の食堂にはメニュー表がある。
客から見れば、ずいぶんと細かなメニュー表であるが、彼はそれではまだ満足しないようだ。
客の年齢、人数、雰囲気、行事などを察し、日替わりメニュー、お勧めメニューも変わる。
もう一つ、彼の大衆食堂の特徴はデザートもあること。
和風、洋風、中華風、そこには季節の果物も必ず添えられている。
もちろんすべて彼の手作りである。
食後にくつろぎを与えてくれるお茶のサービスも専門店に劣るものではない。
一見目立たない、彼の大衆食堂のすばらしさを噛みしめることができるのも、私が客の少ない午後二時~四時頃まで訪れることができる環境にいるからだろう。
彼のさりげないティータイムの心配りはあらゆる客層に向けられていた。
少しだけ夏に手の届く春の日差しの強い日には、冷たい菜の花入りリンゴジュースとさくらんぼケーキのセットを(恋人達は注文した後、チェリーがペアになっていることを初めて知る)、
受験間際の制服組の女子中学生には、たまたま手に入ったという10種類以上もの果物を載せたハニーパイとレモンの香り入りのローズヒップティーを、
秋のお宮帰りの老夫婦には、梅昆布茶と銀杏のカケラの入ったきんつばを、
雪の日に来店した子供が皿の上に見たものは、トトロの形をしたバニラアイスクリームだった。
http://anond.hatelabo.jp/20080924231121
100万ぐらい借金あったけど普通に1年で返済したよ。正社員だからってのもあるかもしれんが。
もともと、大本の借金した理由が尋常ではないので、はっきりいうが、その借金は尋常ではない。ふつう、ありえない。
ないことはないが、そんな額の損害が発生するのはもともとの報酬もそれなりにでかい時。でも、そんなわけない。だったら、仕事2件受けていればもう1件のほうで返せるはず。これ1件しかない?それリスクとり過ぎ。
ようするに、そんな仕事を選んだ彼の責任がそもそも大きい。仕事はバクチじゃないんだから。
絶対にやっちゃいけないのが、増田がお金を貸すこと。これをやると、彼が自分の責任を自分で取らなかったという負い目を作ってしまい、また繰り返す。自分で返す手助けをすること。これなら、次は同じ失敗をしなくなる。お金を貸すことは自分も相手も泥沼に突き落とす事だと理解しましょう。お金を貸さないのが相手のためなのです。
どうしても支払えないなら、自己破産させろ。風俗堕ちるよりまし。増田の状況見て、風俗行ったら、二人ともいまより悪化するタイプ。
自己破産するなら、弁護師にたよるまえに、地方裁判所の無料相談コーナーへ行け。時間限定だが自分だけで自己破産する方法を教えてくれる。それで、自分ではできないと思ったら弁護士に頼れ。場合によっては司法書士にたよるだけでもOK.とにかく、相談する。これが重要。
次に、自己破産しないなら、派遣仕事探せ。安くても良いから楽なやつ。3年続けられそうなものを選べ。そしてどんな辛いことがあっても辞めさせるな。辞めるな。派遣が辛いなら、まかない付きのバイトとかでも可。とにかく、継続的に働けるまっとうな仕事を探せ。
借金は、まず、銀行をあたれ、困ってるのはお前だ。銀行は貸すほうだ。全部の銀行に1件1件お願いに行く気持ちで融資相談に行け。ただし、同時に複数回るな。1件回ってダメが確定したら次へ行け。理由はいろいろあるが、そうしたほうがよい。最初はでかい銀行から行ってみろ。ないせ金利がぜんぜんちがう。とにかく、金利の安いところから探せ。
そして、必ず返済を怠るな。毎月2万ぐらい返済をコツコツ続けろ。
いまサラ金からなら、銀行に借り替えるだけでもだいぶ楽になるはず。派遣仕事を続けられてればそのうち、銀行に駆りかえられるはず。金利のことを考えてすこしでも、金利の安いところで、銀行のようなところから借りたほうがよい。
絶対ダメなのはカードローンで限度額が高いやつ。50万の借金がいつのまにか数百万に膨れ上がる。絶対ダメ。最初に借りたらそれ以上の額は借りない。これが守れないならその瞬間自己破産の方がマシ。借金は膨れ上がるからね。
いまサラ金だとすると、返済のためにさらに借金抱えて雪だるまというのが最悪。それだけは、監視して管理すべき。
あと、酒を飲むな。徐々に辞めろ。一気に辞めるな失敗するから。今日1日5杯なら来月は4杯とかそういうペースで1日1杯まで減らせ。
とにかく、収入が安定すれば、貧しいながらも暮らしていけるという事がわかって、将来への不安が少し消えて、安定するはず。
あのな、あせるな一気に解決しようとするな失敗するから。すこしづつ 問題を10分割 20分割してちいさくちいさく問題をして、小さな問題を1つづつクリアーしていけ。
金利とか、銀行とかわかんなければ、また、相談しろ。どっかの増田が答えてくれるはず。
とにかく、困ったときに必要なのは、いろんな人に相談すること。早急に解決しようとしないこと。
つらいとおもうけど、Good Luck. 知恵ぐらいはエントリーに気がつけばいつでも貸すから あきらめないで、自分の人生を自分で守れ。
あと、世の中には いい男(いい女)はいっぱいいるぞ?共依存ってわかってるなら、おたがい徐々に自立しろ。
おれもな、親が大変で、作った借金は半分は親が理由。半分は自分が理由。大変だったよ。でも、がんばったら、なんとかなった。
と思ってほぼ自明だけどモデル化してみた。
時刻tで雪だるまの平均半径をr(t)とする。
雪だるまは一定の角速度ωで転がり、
ωdtだけ転がった際に巻き込む雪によって平均半径がγr(t)ωdtだけ増えるとする。
球形からの歪みは無視して、半径は一様に増えるとする。
よって平均半径の微分方程式は
dr = γr(t)ωdt
なので、これを解くと
r(t) = r(0)exp(γωt)
<誰も読まないだろうけど追記>
もう少し厳密には、半径が大きくなると同量の雪を巻き込んだときの半径の増分が小さくなると考えるのが自然。
一方で巻き込む雪の量は円弧の長さではなくて立体角に比例するべきだから、
dS = 8πrdr
となって結局同じ方程式に帰着するよね。
夢を全否定された気分に陥った。 - 手錠で首絞めてやろうか。
http://d.hatena.ne.jp/rosylilly/20080522/1211465462 の米欄で
> 点数低いって事はやれば伸びるって事だろ。
> 「勉強してる事に満足する」っていう愚行を避けていけばまあまず心配ないよ。
とあったのを読んで,
「やれば伸びるとか,そんな生やさしいもんじゃないぞ.雪だるま式なんだ」
と思い,ついかっとして以下のエントリを書いた.
ほんのちょっとだけ努力をしてみる.たとえば一週間勉強をして実力が1割伸びる.
もうちょっと努力する.もう一週間勉強して実力がさらに1割伸びる.
このときの実力は120%じゃない.1.1*1.1*100=121%なんだ.
このたった1%の上積みがすごい.
1割アップを10週間続ければ200%じゃなくて259%だ.
20週間続ければ300%じゃなくて672%だ.
1年50週間(2週間ぐらい休んでみた)なら600%ではなくて11739%,100倍以上だ.
これを複利計算という.
勉強するぞと決意して
最初の3日ぐらいは苦しいかもしれないけど,その苦しさがちょっとだけ楽しくなったとしたら,
雪だるまを膨らませてゆくような複利が始まる.
複利モードが始まってしまえば,
その時点の実力が,今から比べてプラス1パーセントのほんのちょっとの伸びだったとしても
実はこの瞬間にもうすでに人生が変わっているんだ.
勉強をするとちょっと伸びるのに加えて,ちょっと勉強することが得意になる.
ちょっと成果が見えたりすると勉強することが好きになるかもしれない.
すると,その次の週の勉強では「伸びかたの伸び方が伸びる」んだ.
それから知識は知識と知識の関係でできているから,知識が増えれば増えるほど,知識の増え方が増える.
サッカーをしていてボールの運動の物理学をぼんやり考えるようになるかもしれない.
歴史上のイベントや人物の名前が有る程度アタマに入ってくると,
テレビをぼんやり見ていて歴史問題が面白くなるから,細かいところまでついつい興味を持つかもしれない.
実力がすこし伸びると,勉強も努力もするつもりなく遊んでいるときの体験までもが,
複利モードを続けてゆくには,他人と自分を比較しないことが重要.
複利モードか否か?は,一週間前の自分よりも一週間後の自分が1%でも伸びていれば勝ち,
順位や偏差値は他人と比べた相対評価だから,
自分が伸びているかどうかの基準にはならない.
自分の実力は問題集での得点とか,覚えた英単語の個数とか,そういう絶対評価で計ろう.
イチローは,打率ではなく安打数の蓄積で自己評価している,という有名な話があるけど,
これは目先の結果に一喜一憂しないためだそうだ.それに習おう.
ただし,ちょうどよいライバルがいると,学習効率が上がるというのも間違いない.
互いに伸ばし合えるような仲間がどこかにいるといいね.
でも,目標を達成するかどうかは複利モード人生に入るかどうかと比べれば
究極的には価値が低い.と僕は思う.
だって試験には運の要素が大きい.
複利の利率がハマれば,追い込み時期に急に伸びて
タイミングが遅ければ越えられないかもしれない.
越えていても,うっかりミスで落ちるかもしれないし,
ぎりぎり足りなくてもラッキーが重なれば受かるかもしれない.
それから試験は相対評価だから,競争相手がたまたま強ければ負ける.
でも試験に受かろうが受かるまいが,試験が終わった後も複利人生モードに居続けることができれば,
その蓄積は自分を裏切らない.
それから努力してるぞ感のある苦しい努力は,やり過ぎないことが重要.
一週間前の自分をなんらかの意味で1%とか,できれば10%とか越えていれば十分.
それを(ほぼ)毎週続けてゆくことだけが重要.
苦しい努力をし過ぎると,たまに燃え尽きたりして逆効果だから.
苦しさを楽しみに変えてゆく工夫と,でもいちおう苦しいことを避けない根性と
この二つを両立することがコツだと思う.
ともかく工夫も根性も,今の10%増し(つまり合計で21%増し)で十分ってことだ.
ということで,
勉強の効率を10%だけ増す具体的な工夫を募集します.
効率を1.1倍にする技術を50個重ねて100倍になろうぜ.
俺的には、偏見ってのはハゲの例でいくと「ハゲ=性欲強い」と思い込んでる状態かと思ってたんだけどさ。これも偏見ってことでいいのかな。
偏見がなかなか払拭できないのは、実は目の前で偏見が間違っている事が現れているのに、それに気付き正すどころか、偏見フィルターで見る事によってさらに偏見を強化してしまうからだよなってふと思ってさ。
そんでその偏見の雪だるま現象みたいな事ってなんか名前ついてたっけって思って。
最初のちょっとしたささくれのような偏見が、それを基にして人間を見る事によってどんどん大きな偏見となっていく感じ。気がついたときにはバリバリの差別主義者だった、みたいな。そういう現象。
ちょっとずつ膨れ上がっていく上、本人は偏見フィルターで見ている事に気がついていない(真っ当に判断しているつもり)から、偏見って拭い去るのムズいんだよなぁ。
えっとね、凄い簡単に説明すると
円の金利がほぼゼロ。そんでもって、他の国は3%とか5%とかなのね。(政策金利でぐぐって。)
その分だけ日本円ならお金が借りやすい。日本円ならお金借り放題。
有望な投資先が日本国外にあったとして、その国内で借りるより日本で借りて突っ込んだ方が儲かるわけ。(海外投資家の場合)
ついでに日本国内の資本家(私みたいに数万ドル程度の超々小規模投資家を含みます)は、国内投資物件のローリターンっぷりにうんざりしてるから、海外の「せいぜい公定歩合よりちょっと多めに儲かる程度」の案件でもなんかすごいハイリターンに見えるからがんがんお金投資すんの。なんか投資内容はローリスクに見えるし。(そっちの国の国債買うだけに近いものもある。ほぼ安定な債券しか買わないグローバルソブリンオープンなんか典型的)
すると円を売って海外通貨を買うことになる。どんどん円を売ると円が安くなる。円安になる。円安になると円で借りた金を返す時の金額が安くなる。なので海外投資の海外通貨でのリターンよりもよいリターンが得られる。なのでまた円を借りて投資する。円を売るから円が安くなる。
構造にバブル的雪だるまが入ってるので、どこかで限界を迎えるのは確かだったんだけど…いまくるかもうくるかと身構えていたら全然こなくて今頃来たんです。
#円キャリートレードだけを要因とするのは乱暴だろうか