はてなキーワード: グローバルソブリンとは
えっとね、凄い簡単に説明すると
円の金利がほぼゼロ。そんでもって、他の国は3%とか5%とかなのね。(政策金利でぐぐって。)
その分だけ日本円ならお金が借りやすい。日本円ならお金借り放題。
有望な投資先が日本国外にあったとして、その国内で借りるより日本で借りて突っ込んだ方が儲かるわけ。(海外投資家の場合)
ついでに日本国内の資本家(私みたいに数万ドル程度の超々小規模投資家を含みます)は、国内投資物件のローリターンっぷりにうんざりしてるから、海外の「せいぜい公定歩合よりちょっと多めに儲かる程度」の案件でもなんかすごいハイリターンに見えるからがんがんお金投資すんの。なんか投資内容はローリスクに見えるし。(そっちの国の国債買うだけに近いものもある。ほぼ安定な債券しか買わないグローバルソブリンオープンなんか典型的)
すると円を売って海外通貨を買うことになる。どんどん円を売ると円が安くなる。円安になる。円安になると円で借りた金を返す時の金額が安くなる。なので海外投資の海外通貨でのリターンよりもよいリターンが得られる。なのでまた円を借りて投資する。円を売るから円が安くなる。
構造にバブル的雪だるまが入ってるので、どこかで限界を迎えるのは確かだったんだけど…いまくるかもうくるかと身構えていたら全然こなくて今頃来たんです。
#円キャリートレードだけを要因とするのは乱暴だろうか