はてなキーワード: コンドームとは
週末ごとに開かれる、固定ハンドルの馴れ合い飲み会では、上半身がはだけて下着が丸見えの、若いきれいめな女の子がフラフラ歩いてたり、堂々と胸を揉んだり抱きついたりチューしたり、パンツ丸見えでも気にせずにグーグー寝てる女の子がそこかしらに転がってて。
男はといえば、女の子の胸を揉んでいるか、奇声かと思われるくらい大声で爆笑してばっかりの男同士の場所があったり。トイレに2人で消えていく男女がいたと思ったら、誇らしげに精子入りのコンドームを持ってきて、それを見て一堂大爆笑。明らかに高校生くらいだろって子がビール瓶片手にスカートめくって見せてたりする。
会計は、なんか話によるとネットでアフィリエイトだかなんだかと株がどうたらこうたらって30代後半かな、それくらいの人が全部持ってくれるんだそうだ。年収1億って、本当かどうか疑わしいけど、1円も出さずに店を出て、誰にも何も言われなかったくらいなんだから…。
でも、前あった「スーパーフリー」みたいな集まりかと問われると、違って、秩序があるというか、よくわからないけど、説明しづらいんだけど、みんな大人という感じがした。明らかに年下の高校生っぽい人も、話をすれば「ああこのひと賢い」と感じさせた。
でもなんか、頭のオカシナ連中だった。なるほど、ああいう人たちばっかりで集まってるからそういう雰囲気になじめない人は足が遠のくし、心地いい人はあれがたまらないんだろう。
そういえば「花見は店の中じゃないからもっと楽しいよ、○○さん(←私が適当につけたハンドルネーム)もきたらどうですか」とか言ってたな。怖いけれど、見てみたい気も。
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とか書いたらブクマ数とか凄まじくなるんだろうか。
http://anond.hatelabo.jp/20070313224625
言いたい事は分かるんだが、それをダブルスタンダードというのは違うんじゃね?
「異性の秘匿すべき(と思っている)何か」を忌避する、という点で一貫してるから。
つまりダブルスタンダードじゃなくて、異なるシングルスタンダードを持つ集団が2つあるだけ(男と女)。男性の嫌な部分は「男性は」いいのは普通……とまでは言えないけど、アリでしょう、女性の嫌な(?)部分が「女性が」気にならないのと同じでね。
http://anond.hatelabo.jp/20070313204635
それ、別に「女性のその部分」だけじゃなくて、例えば(ないけど)コンドームのCMとかあったら同じく「やめるべきだ」って言うタイプの男性だったんじゃないかなあ。単に性的な何かに繋がるものがパブリックに出るのが嫌なタイプというか。
ひまだったので、無料匿名の保健所エイズ検査に行ってきた。なかなか面白かったので報告。
まず、場所はこれで調べた。好みの条件で検索し決めた後、予約が必要かもしれないと、念の為電話で確認した。予約は不要との事だが「週末は混むので、早めにいらしたほうがいいですよー」と懇切丁寧に教えてくれた。
そして当日、アドバイスどおり開始10分前くらいに会場に到着。まずは入り口で、検査申込み用紙を渡される。名前や住所や電話番号を書く必要がなく、本当に匿名なんだなと、いたく感心。記入を終えると通し番号の入った用紙を渡され、「番号を呼ばれるまでお待ち下さい」との事だったので、待合室に移動。時間が早かったせいか、自分の他には5人くらいしかいない。20代と思しき男性が3人と女性が1人、40代近いおじさんが1人。みんな変装などはしていなくて普通の格好で、ニット帽を深々とかぶり大きなサングラスをかけている俺は、かなり浮いていた。
待合室で、エイズ関連の冊子を読んで10分くらい時間をつぶしていると、「**番さんどうぞー」と呼ばれたので、別の部屋に移動。その部屋には30代前半くらいの綺麗な女性が1人座っていて、これからエイズ検査を始めるにあたっての流れや、判定について陽性・陰性・疑陽性があることなんかを教えてくれた。結果発表までの所要時間は大体30分くらいとの事で、思ったより早く終わりそうだなと、ひと安心。そのあと、その綺麗な女性に、「今回、思い当たる行為をしてからどのくらい時間が経っていますか?」と尋ねられたので、「今まで、思い当たる行為をしたことがありません」と回答。なぜかすみませんと謝られてしまった。別にいいのに。
そのあと採血室に向かい、採血。小さな注射針一本分の採血で、全然痛くなかった。その後は再び待合室に移動し、結果発表まで待つ。この瞬間は何故かドキドキしていた。別に思い当たる行為してないのに。待合室の人はだいぶ増えていて、20人以上いた。20代・30代の単独の男性が多かったけど、40代くらいの夫婦・20代と思しき異性カップル・男性2人組(カップル?友達?)、などもいらした。単独の女性も何人かいたけど、全て20代だろう。20歳に到達しているか疑わしいくらい若く見える女性もいた。
35分くらい待って、再び番号が呼ばれた。結果発表だ。小さい部屋に通されると、40代前半くらいの男性が1人座っていて、その対面に座った。その男性、「**番さんですね?」と確認後、おもむろに封筒を取り出す。どきどき。中を開けるとそこには「陰性」の2文字が。思わず安堵の笑みがこぼれてしまった。そして男性から、「思い当たる行為をしてからどのくらい経っていますか?」と、再び同じ質問が。なので、「今まで、思い当たる行為をしたことがありません」と再び回答。一瞬ひるむ男性。しかしすぐに切り返し、「本日は何故検査を受けようと思ったのですか?」と質問された。「ひまだったので、なんとなく受けてみようかと思いました」と回答したら、力なく「そうですか・・・」との声が返ってきた。ごめんねおじさんと思いつつ、その後の「セックスをする時はちゃんとゴムをつけよう」的な話を聞いて、部屋を出た。
以上、会場到着から終了まで、総所要時間は一時間くらい。なんか後ろめたいような場違いなような感じがしたのは否めないけど、非常に興味深い体験だった。無料だし匿名だし、まだ体験したことない人は、試しに行ってみるのも面白いかと思う。
ところで、帰りがけにコンドームもらってきたんだけど、どうしよっか。必要になる日が来るのかな。
「私はセックスがお金で買えない一番の美しくて自然なことだと信じている。」 Tom Clancy
「君には女性がセックスしたい時の"あのしぐさ"がわかる?俺にもわからん。」 Steve Martin
「セックスはブリッジ(カードゲーム)みたいなもんさ。もし良いパートナーがいなければ、良い"手"を持たなきゃね。」 Woody Allen
「両性愛は簡単に土曜の夜デートするチャンスを倍にする。」 Rodney Dangerfield
「いくつかの機械は(特に女性の)性的興奮を高めます。中でもメルセデス-ベンツ380SLは格別。」 Lynn Lavner
「セックスのことをフェミニストに任せるのは犬を剥製師に預けるようなもんさ。」 Matt Barry
「セックスは生まれ変わる九つの理由のうちの一つ。ほかの八つはあんまり重要じゃない。」 George Burns
「90歳でセックスするっていうのは、ロープで玉突きをやるようなもんさ。」 George Burns
「女性はオルガズムを装うことができるかもしれない。でも男性は関係をまるごと装うことができる。」 Sharon Stone
「私のガールフレンドはセックスの時いつも笑っている。 ---その時彼女が何を読んでいても。」 Steve Jobs
「母は私をサノバビッチ(son-of-a-bitch)と呼ぶことに皮肉を感じなかった。」 Jack Nicholson
「クリントンはうそつきだ。男はどこに駐車したのかとかどこに住んでいるかとかは忘れてもオーラルセックス絶対に忘れない。たとえそれがどんなに酷くても。」 Barbara Bush
「ああ、そう、離婚(divorce)はラテン語の語源で男の生殖器を札入れを通して剥ぎ取る、という意味。」(訳注:意味がよく分からん) Robin Williams
「女性は月経について嘆くけど、生理の間は私が一ヶ月の間で唯一本当の自分になれるときなの。」 Roseanne
「女はセックスするのに理由が必要だ。男に必要なのは場所だ。」 Billy Crystal
「最新の調査によると、女性は男性の前で脱ぐほうが他の女性の前で脱ぐのより気楽に感じるそうだ。女性は批評の目で見るけど、男性はただありがたがる。」 Robert De Niro
「新たな医療危機。医者の報告によると、多くの男性がラテックス製のコンドームにアレルギーを示すそうだ。それを使うとナニが更なる膨張を引き起こすらしい。それのどこが問題なんだ?」 Dustin Hoffman
「男性用雑誌にはあまりアドバイスが載っていない。なぜなら男は"俺は自分のやっていることはわかっている。そんなことよりとっとと裸を見せろ"と思っているから。」 Jerry Seinfeld
「もう一度結婚するより、嫌いな女を捜してそいつに家をあげるよ。」 Rod Stewart
「問題は神様が私に脳ミソとペニス、そしていちどにその内の一つしか使えない量の血液を授けたことだ。」 Robin Williams
原文:
もし今、誰かとセックスして妊娠してしまったら堕ろすだろうなあ。
経済的な事もあるし、あと虐待しちゃいそうな気がする。そんな親に育てられる事の方が子供にとっては地獄も同然じゃないのか?
でも、中絶手術とかしたくないなあ。
けどなー、コンドームの避妊率って万全じゃないでしょ。性病には有効だけど。あと、男性の協力が得られないと難しいよね。
しかも外に出せば大丈夫!とか言って結局生で強行する男もいるでしょ。そういうの毅然と言い包められるかっつーと、無理だよ。
だってこっちがゴムつけないならヤダ!って言っても押さえ付けられたらお終いだし、そう言う事によって相手との関係がダメになる場合もある訳で。まうそんな男とは別に縁なんかこっちから望んで切らせて下さいって感じだけど。
確実性で言えばピルだけど、性病には弱い。それに、友達でピル飲んでて身体壊した子がいるんだよね。だからちょっと抵抗がある。
あんまり真面目に調べてないけど、結局は身体のまっとうなサイクルをとめちゃう薬なので、大なり小なり、何かしら異常出るのは明らかなんじゃないかと思うんだけど、どうなのだろうか。
もしそういう要素が少しでもあるのだとしたら、そういう「身体壊しかねないもの」を飲んでまでセックスしたいかって言われると、全然したくない。
かといって何の策も講じない、妊娠とかの病気とかのリスクを背負ったセックスをしたいかと言われたら、尚更したくない。
ハグとキスだけでいいよ。相手への信頼どうこうとかじゃない。信頼や愛情より、妊娠したらどうなる?っていう現実の方が恐ろしい。
というか、つらつら考えて書いてる内にどんどん恐ろしくなってきてしまった。私いままで一体なにやってたんだ!そんなに豪語するほどやっちゃいないけど。
そもそも、本来の目的である生殖活動がリスクに変わっている時点で何か歪んでいるんだよな、多分。妊娠を望まないならセックスなんてしなくていい。
今、特定のセックスする予定のある相手とかいないし、それでいいや。うん。
そういえば、関係があるのかないのか良く分からないんだけど、「生でセックスする」という事の価値ってどこから来てるのだろう。
本当にいいもんか?そう思い込んでるだけじゃないのか?少なくとも私は違いが分かった試しなんぞないのだけど。
注:あくまで俺基準。ほかにもこんなのあるやん!ていうて下さい
http://takagi-hiromitsu.jp/diary/
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/
http://d.hatena.ne.jp/softether/
え、学生だったのか…
たいよう
http://blog.livedoor.jp/dankogai/
dankogaiてすげぇ名前だよな
http://ytsumura.cocolog-nifty.com/
個人的に。そうそう、この人、性別をあえて明示してないんだよね。
ああ、ここまであげて明示的に名前をしるしているものとそうでないけど明かしている人の2パターンがあることに気がついた…
めんどくなったから気が向いたらまた書きます。明示的なほうだけに限って。
「不都合な真実」という、地球温暖化を描いたドキュメンタリー映画が大変アメリカでウケているそうです。アカデミー賞にもノミネートされ、日本でももう公開中なのですね。
そこで「環境危機をあおってはいけない」で地球温暖化なんて重要じゃないと言っていたビョルン・ロンボルグがこの映画をどう言っているのか気になったので、ちょっと調べてみました。無断翻訳なので匿名ダイアリーに投げてみます。
http://observer.guardian.co.uk/comment/story/0,,1810738,00.html
500億ドルあれば、私たちは地球をもっと良い場所に出来るでしょう。でも地球温暖化対策に使うのはおそらく無駄です。
ある街に1000万ポンドの余分なお金があって、なにか良い目的に使おうと考えていたとします。十のグループが援助を求めてきました。最初のグループはスラム地区の学校のために新しいコンピュータを買うべきだと言っています。次のグループは公園の美化を求めています。それぞれが、達成することでどのような価値が生まれるか、説得力のある案を提案してきました。街の議員たちはどうすべきでしょうか?お金を十に分割して配分するのが一番簡単な答えに思われるかもしれません。しかし、この答えは間違っています。
どのような時でも、幾つかの提案は他の提案より良いものであるはずです。どの提案が最も社会的な価値を生み出すか私達が知っていたならば、それらにお金を回すのが妥当でしょう。
より大きな視点では、各国の政府と国連が莫大な、とは言え限りのある予算を用いて、地球上の問題を減らそうと考えています。一方で彼らはメディアのうつろ気な注意に引き付けられてしまって、間違ったお金の配分を行う傾向にあります。HIV・エイズ、マラリアや栄養不良との戦いに費やされるのは少しだけ。不正や闘争の政治的解決により多くのものが費やされています。残りのお金は地球温暖化を抑え、鳥インフルエンザ対策に取っておかれます。
政治家がみんなに何かを与えられるなら誰も文句は言いません。しかし余分なお金のあった街の例のように、政府や国連にも、どのようにお金を援助するか明確に定めた合理的な枠組みがあった方が良いでしょう。政策立案者にとって、援助候補の並んだリストはレストランの巨大なメニューに似ています。しかし、それは価格や量が書かれていないメニューなのです。
現在、政府が地球温暖化との戦いに加るべきだという、かなりの勢いがあります。元アメリカ副大統領のアル・ゴアは映画製作者に転身し「不都合な真実」というタイトルの映画を作っています。
しかし本当に「不都合な真実」なのは、2004年にデンマークで経済学者たちが示したデモンストレーションです。このデモでは、京都議定書に従った地球温暖化との戦いは、費やすお金ほどの社会的価値を生み出さないことが示されました。四人のノーベル賞受賞者を含むこの経済学者たちはコペンハーゲン・コンセンサスと呼ばれるプロジェクトに参加しています。人類が表面している複数の問題について、解決策の社会的価値を比較するという試みです。そして彼らが答えようとした疑問は「500億円の使い道で、一番世の中を良くする見込みがあるのはなんだろうか?」です。
HIV・エイズ、飢餓、世界紛争、地球温暖化、政治的不正、その他の問題への挑戦について、様々な方法でコストと価値が検討されました。そして特別に任命した研究により、どうすれば政策立案者が一番世の中を良くする見込みがあるかを示した、優先順位付けされた援助先のリスト、「なすべきことリスト」が作成されました。
この結果、経済学者たちは、270億ドルをHIV・エイズ予防に費やすことが、人類にとって最も見込みのある援助であると分かりました。6年で2800万人以上の命を救い、生産力向上を含む巨大な効果を生むでしょう。
微量栄養素を多く含んだ栄養補助食品を提供することが二番目の優先順位になりました。地球上の半分以上の人間が鉄、ヨウ素、亜鉛、ビタミンAの欠乏に苦しんでいます。栄養剤のような安価な解決策は費用対効果がとても高いのです。
三番目は貿易の自由化でした。政治的には難しい決定を必要とするでしょうが、これは著しく小さなコストで世界中、特に発展途上国に、価値を生み出すでしょう。自由貿易により毎年2兆4000億ドルという驚異的なGDPの増加が、先進国においても発展途上国においても等しく生じるはずです。
経済学者たちは次に、化学的に処理された蚊帳でマラリアを防ぐことが巨大な価値を生み出すと見込みました。それからリストに並ぶのは、世界で最も貧困にあえぐ10億人のための農業の研究、公衆衛生の向上、水質管理です。これらへの援助から得られる価値はコストをはるかに上回ります。
HIV・エイズ予防については、費やした1ドルあたり、40ドルの価値が生まれるでしょう。言い換えれば、コンドーム1ドル分は、エイズが蔓延したコミュニティにおいては40ドルの価値になるはずです。
みなさんは、それではなぜ、そうしたコミュニティの人間が自分たちでお金を費やさないのか、と尋ねるかもしれません。答えは通常、そうしたお金がより裕福な国や国連など、他の場所にあるからです。リスクに関する情報を得るのはなかなか難しいのです。また、HIV・エイズの影響は遠くまで広がります。今日の一つの感染が、将来より多くの感染を引き起こし、たくさんの家族やコミュニティを壊滅させるでしょう。しかしながら、先に示した個々の援助案については、こうした将来のコストをほとんど考慮に入れていません。
経済学者たちは京都議定書の実行や、二酸化炭素排出への課税を含む、地球温暖化対策に関する提案についても調査しました。結果は全て悪いものでした。世界の限りある資源を地球温暖化との戦いに費して成功するためには、得られる価値よりも多くのコストを支払うことになるでしょう。そのお金は他のところで使うべきです。
以上がコペンハーゲン・コンセンサスで経済学者たちが「世界が今なすべきことリスト」から抜本的な地球温暖化を外した理由です。
この経済学者たちによって生まれた優先順位付けを、学術的な運動以上のものにしなければなりません。地球上の問題を減らすための決定が高い透明性と合法性を持つためには、政治的運動にならなければなりません。
先月、ジョージタウン大学に、著名な国連大使のグループが彼ら自身の「なすべきことリスト」を考えるために集められました。アメリカ、中国、インド、パキスタンを含む、人類のおよそ半分を代表する国の人達がいました。
彼らはどういう選択だったのでしょう?驚くべきことに、それはコペンハーゲン・コンセンサスで経済学者たちが選んだものと似ていました。彼らは健康、水、教育、飢餓に関する問題への援助に世界が最も優先付けを行うべきだと同意しました。また、おそらくはさらに勇敢なことですが、一番に持ってくるべきではないものについても述べました。そこには金融不安への解決と地球温暖化対策が挙がっていました。
世界の意思決定者のために、地球上の問題に優先付けを行うという概念を議題にしたことは、このプロジェクトにとって重要なステップでした。彼らは運動をさらに先へと進めようとしており、秋にニューヨークで行われる同様の運動では、40人か50人の国連大使が参加するよう望んでいます。しかし結局のところ、優先順位はノーベル賞受賞の経済学者が決めるものでも、国連大使が決めるものでおまりません。社会的な討論と、民主的な決定によるものなのです。
様々な援助を求める声が絶えず増え続け、政治家と有権者がそうした競争に直面する世界において、コペンハーゲン・コンセンサスのプロセスは、ただ声の大きい提案者の援助ではなく、最も価値を生み出す援助へと意思決定者の目が移るよう、助けることが出来ます。
このようになにかを決定するための信念を持った枠組みを提供することは、結局のところ世界の限られた資源をほとんど人類のために費やすことになるかもしれません。この選択肢は無視し難いでしょう。
性交を終え裸のままホテルの天井の幾何学的な陰影を見ていると唐突にJ子が姉こと考えていたでしょと言った。うんと答えた。
「姉より私のほうがナイスバディよ」とJ子は笑って言った、「彼女、子供産む度に太っちゃったし」
太ったR子のことが想像できない。無理に想像すればそれはJ子の身体になっていく。隣に裸で横たわっているJ子を見た。三十半ばだろうが二十代と言ってもいい肉体の張りがある。セックス経験も多そうだ。
「私のセックス、良かったでしょ」
「ああ」
「姉より絶対にいいわよ」
それには答えない。
「Kさんの初恋の人だったのね」
少年だった僕にとって世界に意味があるとすればR子の存在だった。R子の裸身を思い描いてマスタベーションした。
「妹だとわかってた?」
「齢は離れているけど珍しい名字だし顔も似ている」 J子もR子も面長でどことなくエル・グレコの聖母のような雰囲気がある。
「またセックスしてね。それとも私と結婚する?」と僕に乳房を押しつけるようにのし掛かり、軽くキスしてから「創華学会の奥さんと可愛い娘さんと別れて」と意地悪く言った。僕は答えられない。
「今晩私とする気でいたでしょ」
「そうかもしれない」
「Kさん、コンドームを絶対に持ってると思った」 J子は嬉しそうに言う、「コンドームにもこだわりがあるのはKさんくらい」
「ゴムの匂いが嫌いなんだよ」
僕はシャワーを浴びに行った。浴室を出ると裸のJ子が行く手を塞ぐように立っていた。
E子が念入りなフェラチオの後「瞬間湯沸かしケトル、ラジオ体操第二」と明るい声で言い、騎乗位になってベニスを垂直にヴァギナに差し込み変なラジオ体操を始めたのには困った。たーんたたたんたんと口ずさみ腕を振り上げダンベルを握るようにガッツポーズになり、腕をぐんぐんと曲げて重力を掛ける度、ペニスと下腹部にぎんぎん来た。止めてとE子に懇願した。高校、大学と体操選手だったE子の引き締まった身体に消化器ランプのように固定されていた乳房も揺れた。ひどい。下腹が痛いやら快感に堪え切れないやらでじゅっじゅっと射精した。それからコンドーム付けてないことに気が付いた。E子は沸きましたと言って僕の胸に乳房を押しつけてのしかかり笑いながらキスした。ひどいよ。ぐったりした。E子はしばらく身体を僕にぴったりと押しつけているのかと思ったら突然半身を起こして、ワッフルも上がりましたと言ってた。この女どういう頭しているのだろう。
先月夕立の中ショッピングバックを抱えて渋谷の古ぼけたラブホテルに入ったときもそうだった。エアコンを切って汗まみれのセックスをした。裸になるとE子の恥毛が全部剃られていたのでどうしたのと聞いてみた。浮気女の罰に剃る男がいることを思い出したが、E子は水着でマン毛がはみ出ないようにしているだけ、体操やった頃はいつもパイパンだったと言う。頬を擦り寄せるとざらざらとした感触がある。性器は広がった感じで奥まで見えた。酸っぱい果実のような匂いがした。汗と性器の出す粘液でシーツを汚した。悪いことをしたような気もした。そろそろ時間だとも思った。雨止んだみたいだよと僕が言うとE子は今日は子供の迎えは母に頼んであるから大丈夫と言って僕にのし掛かった。体力は僕の二倍くらいありそうだし、そのセックスに僕一人では耐えられない。萎えていると彼女は僕から降りてこんなのそそられる?と言って仰向けになり自分の右足首を手で持って引き上げ足先を頭の後ろに回して首に引っかけた。柔軟体操というよりヨガみたいだった。E子は両足やると完成と言って左足首も首の後ろに回しその両足首を結ぶように組んだ。脚が長く身体が柔らかいからそんなこともできるのだろうけど、完成した物は無毛の女性器を殊更に押し広げた淫猥な女の肉体だった。興奮した。そのまま僕はべちゃべちゃとE子の性器を舐め回し第二ラウンドに向けてペニスが勃った。でもE子が脚を解いてからは普通のセックス。というより何かの運動かもしれないけど。
瞬間湯沸かしケトル、ラジオ第二体操で結局中出してしまったので妊娠するんじゃないかとそれから数日気になっていた。妊娠したらしたでいいけど子供は僕の子供だろうか。考える内に奇妙な体操を思い出して笑った。
次の週まだ暑さの引かない夕方E子と代々木公園を散歩した。ミニスカートの上から尻に触るとリアルな感じがしてノーパンであるのがわかった。僕もE子もいい加減発情して木陰に潜んだ。傍からはただ抱き合っているだけに見えただろうけどセックスしていた。僕はジーンズとトランクスを降ろして硬直したペニスを出し座位でE子に差し込んだ。性器の感触に浸りながらキスした。またコンドームを忘れた。もうどうでもいいや。E子は自分の意思で性器の中を動かせるのだろう。ペニスが吸い込まれるような閉めつけるような刺激があって十分もしない内に射精した。ペニスを抜くと少し血が付いていてた。E子は平然と生理と言った。ハンカチで拭いて立ち上がるとE子は鞄のなから生理用具と専用のパンツを取り出して履いた。子供は産まれない。
E子との関係はそう長く続かなかった。一緒にいると高校生気分で楽しかった。E子は僕より年上だろうけどまだ三十代前半だろう。秋になり連絡が途絶え自然に関係は終わってしまったみたいだし、僕は僕で区の図書館の司書の子と付き合い始めていた。セックスが上手な子ではないけどいろんな本を読んでいて話が楽しい。クリスマスは今年はこの子と過ごすのだろう。
Bunkamuraでその子と映画を見終え東急の前で信号待ちしていると小学生六年生くらいの娘を連れたE子に会った。娘はE子のミニチュアみたいにくりっとした感じだった。E子が僕に気付いた。E子は帽子を被っていので僕は一瞬誰だろうと思った。あらK君とおばさんぽく呼びかけ、僕といる女の子を見た。体操クラブのコーチが新入部員の身体を吟味する目だ。元気だった?とE子は聞いた。元気だよ、E子さんは元気? 引っ越して買い物中なのよ。家が片づいたらまた電話するわねと言い残して娘とデパートに入って行った。司書の女の子は僕らの関係には気が付かないだろう。説明するとしてもどうしていいかわからない。
「格差論は甘えです」
兵庫県出身。甲南大学法学部卒。現在はザ・アール社長、日本郵政株式会社社外取締役、
日本アムウェイ諮問委員、ローソン社外取締役、日本エンタープライズ社外取締役)
「貧困の再生産など起きない。
??2006年9月12日(火)発売 週刊SPA!2006年9月19日号49ページ??
(中西輝政 京都大学大学院人間環境研究科教授 安倍晋三ブレーン)
「怠けて怠けて怠け続けた人生を送ってきた者が
最後の最後に自分の人生にケジメをつけるならともかく、
よりによって公金にたかるという逆襲」
(杉山富昭 尼崎市公務員・さすらいグループ自治体法務研究者)
「彼らに年300万円以上も払っているトヨタは偉い」