はてなキーワード: パプアニューギニアとは
中世以降の中国の科学が著しく衰退した現象を思い出さされるんだわ。
元来中国って、火薬・紙・印刷を発明したりと、中世まではダントツで欧州にも(技術的な意味で)勝っていたのだが、
その後明らかに逆転され、最終的には植民地化されるほどの憂き目を見る。
・・・なぜか?
専制君主の定着と
なぜなら、専制君主だと簡単に開発が止められてしまうからだ。
鄭和が中国から、アフリカまで欧州より遥かに大きく技術的にも優れていた大船団で
航海出来たのも、(正直、欧州より先に世界分割出来てても可笑しくはなかったのに)
時の皇帝に止められてしまった。
だからこそ数世紀後、立場が逆転する・・・・。
文化圏において、結合度合いが小さいのから大きいのまであるけど、
一番発展するのは
大きめだが政治的に分割されてるってとこみたいなのさ。(このへんはシャレド・ダイアモンドの本に譲る)
だからオーストラリアやパプアニューギニアの人口過疎の人々が技術も作れず、
原始時代よろしくの生活を送っていたし、
食料豊富な古代イラクやエジプト、中国、インドにおいて、初期文明が発達した。
しかし政治的結合が強くなりすぎると、
それ周辺に在り、なおかつ、彼らより政治的結合が弱い国々、つまりヨーロッパとか日本とか
が台頭してくる。
・・・・自由なきところに技術は育たないから。
そして現代。
これには同意なんだが
これはどうかな?と思う。
日本人も外国のことなんてよく知らない、という証拠に、これを書いた人はこのように言うのだが
講義の初回には、毎回紙を一枚配って、世界地図を描かせ、主要都市をいくつかプロットしてもらった。するとなかなか素晴らしい地図がいろいろ出て、本人の承諾を得ていないので画像はお見せできないが、インドネシアがないのはデフォルト、オーストラリアはあってもパプア・ニューギニアやニュージーランドは忘れられる傾向にあり、インド亜大陸とアラビア半島がなんか妙な形に融合しているのはまだよいほうで、豪快にアフリカ大陸がすっぽり忘れられている地図などもあった。
「世界地図を描かせる」→「うまく描けない」→「ほら、外国の事なんてあまり知っていないのさ」
は、話がちと違わないか?地図なんてほとんどの人がまともに描いた経験などない。そこで「外国のことを知っているかどうか」を試すのは、なんというか試験レベルがちと高すぎやしないか。日本人が「世界地図をうまく描けない」――それも、「オーストラリアはあるがパプアニューギニアやニュージーランドがない」というようなレベルで(まあアフリカ大陸すっぽぬけはどうかとは思うが)「描けない」ことを取り立てて「外国の事を知らない」というのはいささかレベルが高すぎやしないか。その日本人の「無知ぶり」と、
天皇がいることはうっすら知っていながら、同時にアソウは大統領だと思っている人はざらにいる。
「外人」は日本がどこにあるかも知らない。中国とごっちゃになってるのはいいほうで、島国だということをかろうじて知っているがフィリピンあたりと位置がごっちゃになっていて、なんだかトロピカルな国だというイメージをもっていたりする場合もある(沖縄かなにかとフィリピンが混ざったに違いない)。そのくらい、日本は知られていない。博士号もっているようないわゆる教養階級の人でも時にそうなのである。
この外人の「無知ぶり」は、悪いが、レベルが一段階違うだろう。
ロサンゼルスとニューヨークの場所を入れ違って覚えている学生も多少はおり、だから本来シカゴがあるあたりにニューヨークがあると信じていた学生がいても、もうその頃には驚くだけの気力もこちらには残っていない。繰り返すが、これが日本の大学生(少なくともある四年制大学の一年生)の地理的認識なのであった。
なんていうけど、外人は上でいうようにそもそも「日本がどこにあるか」が分かっていないのだ。京都・東京がどこかなんて指すことができるレベルじゃない。「外国の国内の地名と場所を間違って覚えている」というレベルとは一段階違う。ニューヨークとロサンゼルスの位置を入れ違って覚えている学生が寧ろ「多少いる」というレベルなのは、逆に外人の日本の知識と比較すれば寧ろ知りすぎている方だろう。日本の大学生がある国の国内の地名と場所を覚えているのに、「博士号もっているようないわゆる強要階級の人でも時に日本はどこにあるか分からないほど無知」では差がありすぎる。
日本人の世界認識がそうであってみれば、外国人が日本について曖昧模糊としたイメージしかもってなくても、さほど驚くことではないと思う。イメージを形成するに必要な情報が圧倒的に足りないのだ――お互いに。
悲しい事に、「お互いに」じゃないのだと思う。確かに外国人は日本の事を日本が思う以上に知らない。が、日本人は意外と諸外国のことを知っている。(外国人が日本を知るよりはずっと)
「近頃の高校生はイランとイラクの位置すら知らないやつが多い!ゆとり!」みたいな論調が流れた時期があったが、そんなレベルじゃないんだよ。外人は。あいつら本当に知らない。特にアメリカ人。
日本SUGEEとか言ってる場合か?と思う。寧ろ日本って一応先進国のはずなのにその割に全然知られていないし、どの国もたいして興味を抱いてくれていない。今も昔も、日本の片思い真っ盛りだ。この記事を書いた人によると一番日本を知ってくれているらしいアメリカさんでさえ最近じゃ中国に首ったけ、日本は過去の愛人みたいな扱いだ。
日本人はヨーロッパの国を割りとしってるが、あちらさんは中国と韓国と日本の見分けが良く分かってない。
寧ろなんでそんなに皆興味持ってくれないの?もうちょっと構ってくれてもいいんじゃないの?ってくらいに俺は思うんだが。
日本とか本当皆興味持ってない。全然どうでもいいんだよ。天皇はローマ法王よりと同じか上くらいだからみんな海外は日本すげえって思ってるんだよ!とか以前に、天皇ってなんだっけ?中国のダイトーリョー?くらいなもんだよ。彼ら。全然すげえとか思ってない。悲しいことに、「すごくない」と思ってるわけでもなくて、ただ単純に日本なんて誰も興味抱いてないんだよ。俺らが思ってる以上に。「日本をどう思いますか!」と嬉々として外人にインタビューするインタビュアーも多いが、あの空回りぶりが恥ずかしくさえある。そんなに注目してねえから。誰も。海外にちょっと日本が褒められると嬉々として「海外に認められる日本の文化!」ってニコニコして紹介してるけど、実際海外いってみりゃ別にそこまで注目してるわけじゃなくて単なるリップサービスだったり、一部でのちょっとした流行に過ぎなかったりする。