はてなキーワード: アラバとは
ONE PIECEの最新刊を読んで、これって少年誌でやるような内容じゃないなあって思った。
問題解決に至るまでの道筋があまりにも難しくて、単なる娯楽として楽しみたい人にとっては面倒だと思われてしまうのだろうなって。
加えて内容と絵柄が微妙にマッチしてない。凄くシビアで解決が困難な問題を取り扱ってるのに、絵柄が可愛らしすぎる。
戦場に描かれたハローキティのような違和感を少し覚えたぐらいだもの。何というか、テーマがうまくデフォルメされていないというか、読者に対して肉薄しすぎているような気がした。
いつ頃だったからかわからないのだけれど、ONE PIECEは思想じみた描き方をするようになった気がする。
アラバスタ編とか、空島辺りまでなら、まだ少年誌の文法に則った読みやすい娯楽作品だったように思うのだけれど、世界政府を本格的に敵に回した辺りから作者の思想がにじみ出てきたように思う。
仲間仲間うるさいとか、演出が過剰だとか、ごみごみしすぎているとか、まあいろんな批判はあるけれどもさ、個人的にはこの思想の変化が一番気になってしまう。
エースの過去編とか、もう詳しい感じ様は忘れてしまったけれど、読んでて気持ち悪かったのを覚えている。どうしてだったのかな。手元にないからわからない。
嫌いじゃないけどね、ONE PIECE。でもあれは週刊少年誌で掲載するよな内容ではないと思うなあ。人を選ぶと思う。国民的漫画であるくせにさ。
まあ、良くも悪くも実験作なんだろうな。読者層が広いっていうんだから、そこもカバーしようとかいろいろ思惑があるのかもしれない。
>何巻から面白くなるのか
ワンピースは航海で立ち寄る島周辺で、話の区切りがつくようになってます。
(もちろん大きな話の枠は連続していますが、基本的には、ひとつの島を出て、次の島へ航海を続けると、また次の話の区切りが始まるかんじ。)
なので、その区切りごとに「この編は面白かった」「次のあの編はそんなに面白くなかった」というような言われ方をしているように思います。
その区切りと巻数は、だいたい以下のとおりです。
1巻~12巻 (12巻) 東の海編
12巻後半~23巻 (11巻) アラバスタ編
24巻~33巻 (9巻) 空島編
34巻~45巻 (11巻) ウォータセブン編
一般的に人気があるのは、たぶんアラバスタ編と空島編だと思います。
(連載の中盤のほうで、この編を読んで知っている人も多いから、世間話(…?)のネタにもなりやすいかと。)
それぞれの編が、どんな感じのあらすじなのかは、公式Webが数分のFLASHにして見せてくれてます。
私はアラバスタ編よりも、空島編が好きです。