斎藤知事は自己プロモーション依存に陥ってしまったのではないか。
総務省官僚出身で、選挙が初めてでもあるまいし、今回のことが公選法にひっかかるのは考えればすぐにわかる。
それでも自己プロモーションがやりたくてやりたくて我慢できず、少し考えれば依頼してはいけないと分かるはずの小さな地元PR会社に仕事を依頼してしまった。
会見を見ていても、彼の知能や能力と明らかな法令違反をやってしまう不注意との間には乖離がある。
例の告発文書に対するなりふり構わぬ激高ぶりから、あの文書のどこかが彼の逆鱗に触れたのだろうと推測される。
アンケート中のパワハラの内容を見ても、とにかく自己プロモーションに関わるところには異常なこだわりを見せていて県職員がドン引きしている様子が伝わってくる。
報道によれば彼は知事になるまではまったくパワハラ気質ではなかったという証言もある。
三年前、自分の容姿や振舞を徹底的に演出して選挙で勝つというのが快感だったのだろう。
県議会からの不信任案決議で追い詰められたとき、彼の頭の中にあったのはもう一度、自己プロモーションを尽くして選挙で勝ったときの快感だったのではないか。選挙中、彼は楽しくて仕方なかっただろう。
最初からそう言ってるだろ。 自己愛の塊のブリリアントジャークだって。