2024-11-21

室井慎次 生き続ける者のラストについて

最後に室井がなんかどっか行っちゃった犬を追いかけて行って凍死しておわるんだけどさ。

考察得意です面した映画レビューYoutuberでも「脚本家が犬が嫌いなのかな?」とか「犬死を表してる」とか

的外れなこと言っててちょっとびっくりしちゃうよね。

 

警察ドラマ内で出てくる犬って言ったら「国家権力の犬」のメタファーに決まってるし、

じゃあ国家権力の犬って何かっていうと警察官で、

踊る大捜査線警察官って誰かって言えば

織田裕二演じる青島俊作だよね。

そこまでわかれば

最後の犬が勝手にどっか行っちゃってそのせいで室井が死んでしまう。犬だけ生きて帰ってくる。

っていう展開が何を表しているかは明白じゃんね。

 

織田裕二勝手にいなくなっちゃったから、そのせいで柳葉敏郎作品から退場する。

そしたら織田裕二が帰ってくる。

 

そして実際に映画最後最後織田裕二演じる青島俊作スクリーンに帰ってきてこの作品は幕を閉じる。

 

織田裕二柳葉敏郎確執は有名で映画版の3では主役級の2人なのに共演シーンが数分しかなかった。

踊るプロジェクトを再始動するためには当然主役である織田裕二を復帰させないといけないが、

それには柳葉敏郎プロジェクトからパージが最低条件だった。

なので、今回2作にわたって柳葉敏郎卒業作品制作した。

なんで室井さんが死ななきゃいけなかったんですか!という当然来るべき質問に対しての回答を

製作陣は映画の中にちゃんと残したってことだよね。

織田裕二がいなくなっちゃうからだよって。

  • 警察ドラマの中には純粋にメタファーじゃない警察犬も出る! 論ぱっぱ

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