各都道府県に割り当てられた議席数は、たとえば島根2議席、鳥取2議席で変わらないけど、中国地方全体で比例代表ブロックの議席が10ある。
たとえば島根の立場になって考えると、有力候補が圧勝してしまうと、惜敗率の関係で島根全体としての議席数は2止まりになっちゃうのに対して、うまいことギリギリの戦いにしてあげれば、島根県選出の議員は4名まで獲得できるわけだ。
これって県単位で見れば、自分たちの利益の最大化に繋がるんじゃないか?
2番手候補を当選させるのも気に入らないかもしれないけど、比例代表ブロック議席を鳥取県や広島県に取られてしまうのと、どっちがいいかな?
(追記)
ブコメで教えてもらった沖縄の例では、4つの選挙区で9人が当選してた(結果一覧)。つまり、たとえば33%付近で3者が競れば、1つの選挙区で3人当選できるってことやな。確かに。その意味では理論的には島根が比例の中国ブロックをすべて奪って合計12議席獲得も可能なわけだ。比例獲得議席1の弱小政党でも、惜敗率99.9%に調整できれば島根の候補が当選するもんね。
これ、N党とは逆の市民運動側の選挙ハックとして、どっかの都道府県で実現しないかな。一度でも極端な例が起きれば、そのまま放置されるはずのない問題だと思うんだけど。
衆議院選の都道府県による獲得議席数ハック via 惜敗率 https://anond.hatelabo.jp/20241022103157