表面的な言葉の取り合いになり、自己弁護や正当化、勝ち負けにこだわってしまうこともある。
でも、すぐに思い出す。"夫婦が見ている先"はどこだっけと。
結婚式のスピーチでも使われるし、どこにでも転がっている適当な巷のアドバイスだ。
彼や彼女を責めたいわけじゃない。ジャッジしたいわけでもない。
ただ、あの時辛かったと共感してほしいのだ。共感してくれれば、分かち合える。
分かち合えれば次の一歩を考えられる。だいたいの夫婦はそうやって歩んでいる。
ネット上で知ったかぶりして語っているアドバイスなんて、ただの表面しか見ていないデタラメだ。
いや、正確には、本心を察する気もなく、自己の正義の正当性を補強するために、ただ上っ面で他者をステレオタイプにはめ込んだ中傷者でしかない。
自己弁護のために浅はかに他者を推し量ることが、暴力だと忘れている人たちでしかない。
でも、夫婦はちゃんと知っている。暴力だけが全てではないことも知っている。
振り上げた手は、相手を叩くためではなく、掴んでほしいと求めていると知っている。
ぶっちゃけ、もし夫婦がネットのように表面的なやり取りで殴り合っていたら、すぐに破綻だよw
ネット民は大丈夫か?ネットと同じノリでパートナーに正当性を求めていないか?ちょっと心配だ。