須藤にわか氏の認識では映画 『イージー・ライダー』にはセックス描写はなかったことになっているらしい。後半、クライマックスともいえる場面では二人でそれぞれ売春婦を買い、4人でお祭りに繰り出し、人気のない墓場でLSDをキメて全裸になり抱き合い、バッドトリップして泣き叫んでたりするわけだが… これで平和的、争いごとをせず、非暴力って言える?今でいう迷惑系ユーチューバーみたいなことしてるじゃん。このへんの認識だけで映画をまともに見てるとはいいがたく、映画評論家としての信用をなくしている。
当該の売春婦とLSDをキメてるシーンの動画(無断転載)があるのでもし興味がある人はみてほしい。これがセックスにあたるかどうか、意見が分かれそうではあるが。
Easy Rider - Cemetery Acid Trip - 1969 (HQ) - YouTube
https://youtu.be/qp184faWaus?t=340
『イージー・ライダー』はバイク乗りがアメリカの荒野を旅する物語なのでこれまた荒っぽそうなのだが、監督兼主演のデニス・ホッパーとピーター・フォンダはヒッピーなので争い事はせず、ドラッグで平和にラリってぶらぶらとバイクを走らせてばかりいたら粗野な田舎者から一方的に撃ち殺されてしまうという非暴力の映画である。これにもヌードぐらいはどっかにあったような気もするがセックス描写とかはなかったんじゃないだろうか。