2024-08-24

網戸のロックセキュリティ

今住んでいるアパートの共用の部屋にロック付きの網戸がある。

最初そのロック意味がないように思えた。

網戸なんて簡単に破れるし。

でも住人たちはみんなそのロックをかける。

なので私もかける。

これはあれだ、みんな何故ロックをかけてるのか分からないという、あのサルに水をかける実験みたいになってるんだ。

そう思った。

こだわりある人と衝突するのも面倒なので周りに従う事にした。

 

ところで今日暗号について調べていた。

アプリ内の機密情報暗号化に使う鍵は、ソフトウェアハードコードするよりも、生成してそのOSに備わる安全な格納ツールに入れたほうがより安全だそうだ。

でもそのツール知識と端末のパスワードさえあれば簡単アクセスできてしまう。

それじゃあ逆に危険じゃんと思った。

 

そういう時セキュリティには「層」で考えるという概念があるそうだ。

つのセキュリティ対策に頼るのではなく、複数の防御層を組み合わせることで、システムデータを守るのだ。

まりパスワード知識がないハッカーはまずその層に阻まれてくれるのだ。

鍵と一緒に設定するもう一つの鍵とも言える値はハードコードしたままなので、危険度が増したという事もない。

 

網戸のロックもそういうことなのかも知れない。

あんな頼りなく見える層でも、破れていたらすぐ気付くし、気付かれたくない泥棒には効果的だ。

そう納得しておくことにした。

 

ところでさっき言ったサル実験は「5匹の猿の実験」という、フィクションに出てくる似非科学らしい。なんじゃーい!

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