「理解のある彼くん」って言葉、最近初めて知ったんだけど、「私」を受け入れてくれる優しい彼氏の事みたい。境界性パーソナリティ障害の妹の歴代の彼氏達がみんなこれだったな。①
妹はその彼の事最初はめちゃくちゃ理想化して、「世界一幸せ」ってテンションだったのに、だんだん不満が溜まりこき下ろしが始まるんだよね。彼がそれに耐えきれなくなって最後は別れるってオチが常だった。②
私はその彼達と話をした事があるのだが、みんな母親との関係に何らかの問題を抱えている人が多かった。母の期待に応えていたり、母を支えていたり、頑張って生きてる人たちだった。高学歴で社会的に立派な人たちだった。自分は母との関係にはケリがついたと解釈してる人が多かった。③
過去は過去と割り切って。でもその欠乏感はまだ残っていて母への未消化の思い残しを、恋愛でリカバリーしているように感じた。得られなかった母からの承認や、愛情を取り戻したい。だからあえて問題のある彼女に接近し、支える役割に徹しようと。でも結局挫折してしまうんだよね。④