幼少からヴァイオリンを習い、ようやく音大受験レベルの曲に取り掛かっている自分だけど、過去には学生オケや社会人オケも経験していたり。
かつアニメ好きでもあるんだけど、青のオーケストラは全く見る気がしない件(完全に食わず嫌い)。
どうしても
「オケをちゃんと弾くなんて、そんな難しいことやる必要ないよ」
と思ってしまうので。
そもそもオケの曲は基本的にプロ仕様だから、生半可な腕では歯が立たないというか、趣味で楽器を弾くエンジョイ勢が取り組めるレベルを超えてしまっているのが現実。
それこそ、それなりに腕が立つ人じゃないと、難しいところはどうごまかすかという戦略を取らざるを得ない。
そんな現実を反映した物語では見ていて辛すぎるし、逆に反映していないと現実離れしていて多分感情移入できない。
ちなみに自分は「難しいところを弾けない辛さ」由来の猛烈なアウェー感が、「皆と弾ける楽しさ」を大きく上回っていたので、だいぶ弾けるようになった今も、コロナ以降行くのをやめたオケに再合流する気にはなれないでいたり。
なお個人的な経験を踏まえると、オケを「ちゃんと弾く」戦略を取れるためには、モーツァルトの協奏曲の3~5番のいずれかをちゃんと弾けるレベルになっているのが最低条件かなあ。
自分もそれで、気がついたらオケがだいぶ怖くなくなっていたので。
とはいえ、これらはプロ目指すとかではなく、ただ弾いて楽しむだけでいいなら取り組む必要ないというか、もう完全にガチ勢向けの曲。
ワイはアニメ見ないやで。