2024-04-12

原作者尊重することと、原作改変は両立するよね

なんか原作者尊重 = 原作そのまま、みたいなことを言う人がいるけど、

メディアが異なれば表現方法も異なるのは自然だし、

原作者協議、あるいは原作者の了承を得て原作を改変するのは問題ないよね。

例えば、アメリカ原作ありドラマで、原作の内容をそのままドラマ化している作品なんてほとんどないよね。

ウォーキングデッドにしても、ゲーム・オブ・スローンズにしても、

原作にないキャラクターまで作って、しかもそれが人気だったりするし。

両方とも、原作の持つ雰囲気エッセンスは残しつつ、新しい物語を構築している。

先日公開されたNetflixの三体なんて、原作者の了承の元、登場人物がまるごと作り直されて、物語構成も変更されているけど、すごく面白い

もちろん賛否両論あるけど、原作にほぼ忠実なテンセント版の三体と比較しても、Netflix版の方が好きという人も多いんじゃないかな。

重要なのは原作登場人物構成を改変しても、原作テーマは変更していないということだと思う。

原作改変は、原作テーマまでも変えていいという話じゃない。

日本制作会社は、原作者を納得させることができないから、

原作者無視して、契約を盾に原作改変を行ってきた。

それが問題なんだと思うんだよね。

テーマ完全無視で改変しようとしたら、そりゃ説得できないよね。

一応断っておくけど、アメリカが常に原作者尊重していて、日本がそうではない、と言いたいわけじゃない。

アメリカでも、原作改変が大きな問題になっている例はいくつもあるし、逆に日本原作改変が成功している例もあると思う。

ただ、原作改変が常に悪、みたいな風潮にはなって欲しくないだけ。

  • 日本の場合、原作を使用する理由が、単に客寄せのためだけだから、原作者が尊重されないということもある気がする。

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