2024-03-16

ゲーム小説とかのメタ展開が楽しめなくなって悲しい

俺はゲーム小説メタ展開が大好きだ

ここでいう「メタ展開」とは、作中の物語が、読者やプレイヤーといった受け手現実世界認知して言及してくる

あるいは受けて自身物語構造重要役割を持っているという感じの展開を意味している

具体的な作品名を挙げるとだいたいネタバレになることが多いのだが、

それまで傍観者だった読者がゲーム内のキャラから呼びかけられて彼らを救うみたいなやつだ

架空存在第四の壁を打ち破ってくることにワンダーを感じる


だが一定数の作品に触れてしまった今、どうやら俺はメタ展開に完全な耐性を得てしまったらしい

新鮮な驚きや感動が得られなくなってしまっていることに気づいた


メタ展開ってもう類型が決まってしまっているのだ

おおむねどちらかに当てはまる

小説なら読者自身犯人だったり、ゲームならUIに関連する演出が入ってきたり、できることが限られてしま

もっと楽しみたいと思うのに、彼らは絶対に紙面や画面からはでてこない

構造上の天井を知ってしまった気分だ

「どうせこうくるんだろ」というのを超える作品がもはや存在しえない

本当に悲しい

記憶を消して最初の衝撃を味わいたい

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