2024-02-16

流行りの洋楽は難しいよねって話

ちょっと前に棘で「サブスクヒットチャート洋楽全然なくて悲しい」みたいな話があったんやが、

洋楽好きからしても確かに最近海外流行っている洋楽は(全部が全部じゃないが)難しいと思う。

元々洋楽ってのはハイコンテクストだけど今トレンドを走っている一部のアーティストさらに分かりにくさが加わった感じ。

最近邦楽が実は複雑な曲調や歌唱キャッチーパッケージにまとめているのとは対照的

特に海外ではヒップホップが再び流行っているが、

かつてのヒップホップがまずズン、ズンとしたイントロに始まり、一呼吸置いてからラップが始まるビート主導型なのに対し、

今のヒップホップLil DurkのAll My Lifeのようにいきなりわーっとラップで曲を引っ張り後からビートがついてくるパターンが主流。

これは英語が分かる人間には凄いのが伝わるんだが、そうでない人間には端的に言ってノリにくい。

All My Life

https://youtu.be/Z4N8lzKNfy4?si=gzf78XxTNB8Zk294

そもそも日本洋楽ヒップホップが本当の意味で浸透していたのはエミネムのLose Yourselfが流行って彼のファミリーが取り上げられていた数年程度であり、あまり日本マーケットと相性が良いとは言い難い。

彼の曲もまた歌詞は超ハイコンテクストだが、それをキャッチーパッケージにまとめる稀代のセンスがあった。

ギターヒーローっぽいのもいないしね。ポップだと相変わらずテイラー・スウィフトとかマルーン5は頑張ってるけど。

  • 英語でラップやられても日本人には分かんないし、分かったとしてもラップが日本人のメインカルチャーにはなりにくいよね… 洋楽はひたすら昔の聴いてるわ アメリカとかはもうメロデ...

  • もう少し詳しく教えて欲しい そのラップの凄さを

    • ラップとして韻を踏んではいるんだがあくまでも語り口調風で矢継ぎ早に繰り出しつつ、ちゃんと整合性の取れたパーソナルな歌にまとめ上げているのが凄い。これは結構な言葉選びの...

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