2024-01-13

30代で潰えたオタ趣味は、その後の環境に何の変化もないと、40代で復活する

どんなに日陰者の生活をしていても、死んでない限り多少程度のドラマチックな体験をする。

1020代陰キャまっしぐら境遇であっても、30になってちょっとだけ異性と交流できたり。

そういう経験を少しでもすると、紙や電子媒体上で展開されている物語に急な興ざめをする。

所詮虚構

存在はしない。

でも自分の心乱すあの人は、自分の目の前にたしか存在する。

こうして今までに熱を上げていたオタ趣味ウソのように冷めていく。

でも。

それが結局実らず、絶望し、歳をとり、やがて何もなかったころと何一つ変わらない現実が訪れると、

自然とオタ趣味に再び興じるようになる。

紙や電子媒体上の人物は、自分を裏切らない。

紙や電子媒体上の人物は、自分の思い通りの振る舞いをしてくれる。

いいじゃん。

これで。

え、

これ、

最高じゃない?

って。

老いた親がいきなりアニメマンガゲームにどハマリしたっていう話をたまにきくけど、

結局そういうことなんだよ。

現実幻日しか思えなくなった者の拠り所。

それがオタ趣味

最高。

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