勇者先生。一話読み切りらしいけど、絵も下手だし新人の漫画だろうし。あとででいいかーと思って読むの後回しにし続けてたんだけど、見た。
ドチャクソ期待上がった状態で読んでしまってて、こんな読み方されたら作者もさぞかわいそうになって思いながら読んだ。
マジで途中までは、絵の下手さからくる表現が微妙な感じで、これ本当に面白くなるんだろうか?って思いながら読んでて、最後のシーンで気がついたら泣いてたわ。
漫画ってこんなことできるのね。
内容自体はかなり普通で世界観に特別な仕掛けがあるとか、人間関係やキャラクターに新しさがあるとか何もないのにこの破壊力は。圧倒的な才能を感じた。
淡白すぎるキャラの感情描写とかも読んでる最中は色々あらに見えてて、もっとこうしたほうがいいんじゃないの〜?みたいな素人感想が出てたものですが、読み終わってみるとそれら全部がエンディングに向けて計算された表現なのかも?と思えてちょっとゾッとした。