世の中の輝いている人々を見ると、皆友達の誕生日を全て覚えてその日の0時にお祝いを送るし、旅行に行ったら必ずお土産を配るし、友人間のトラブルをなあなあにせず、母の日や父の日には心のこもったプレゼントをする。
それらは全くもって素晴らしいことだ。しかしそれを踏まえて自分の行動を見てみると少しばかり心が痛む。友達の誕生日の8割をそもそも知らず、知っている人のうち半分はその日の22時に気づく。お土産は安価なのを買うだけ買って結局タイミングを逃して配るのを諦める。母の日も父の日も定型文のメッセージ1通でおしまい。なんて薄情な奴だ。
言い訳をすると、いや、情は人並み程度には持っているはずなのだ。恥(とも言えない、自分でも何かわからないもの)や忘れっぽい性格が城壁となって、その情を僕の心の中に閉じ込めているだけなのだ。どちらも物心のついた時から存在しているのでいくら危機感を持とうが治しようがない。これを「薄情」や「怠惰」等々にごく自然に繋げられてしまう世界サイドにも責任があるのではないか。しっかり気持ちを伝えなきゃ、今度は忘れないようにしよう、と1番思っているのは自分なのに。
キラキラの方々ならオマエの増田を読んでこういうね、「いや、そういうのいいから」