「あふり」という名前の響きを独占しようとしていたのは酒蔵側も変わらないのにな。
そもそも商標登録できないのは「商品の産地又は販売地を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標」なので
「××(地名)は〇〇(商品)の産地」と一般に知られていない場合、地名の商標登録が認められる場合もある。
https://www.lhpat-tm.com/knowledge/discernment/0011-2.html
これは誰もがその商品について使用する名称を独占されることを防ぐための規定なので、
出願当時に阿夫利はラーメンの産地と一般的に知られている訳じゃなかったことを鑑みると、
少なくともラーメンの商標として「阿夫利」を登録するのは特に問題のない行為。
(清酒はまだ争いはあると思うけど、周知性を立証する必要がある一定地方(例えば関東一円レベル)で
阿夫利が酒の産地として有名かというとそうでもないと思うし、正直どう転ぶかは裁判所の判断次第)
また、少なくとも30年近く名前を変えずに事業を展開してきたことによって
もうラーメン業界では「AFURI」が固有の事業者を指す言葉、というのは定着してしまっているんだよな。
(全国でもコンビニ流通を通じてそれなりに売り上げてるので立証は可能と思われる)
AFURIの名前問題。 支持を集めているのは地名に由来するなどルーツをもつ表記をアルファベットであろうと独占するなってこと。 日本人の僕とアフリカの方々なのかな?ってぐらい感覚...
「あふり」という名前の響きを独占しようとしていたのは酒蔵側も変わらないのにな。 そもそも商標登録できないのは「商品の産地又は販売地を普通に用いられる方法で表示する標章...