2023-07-09

音の良し悪しとか、音質とか自分にはわからんのよ

まだ音楽配信がようやく始まった頃、

スマホもまだなくて、

音楽を聞くためにMP3ファイル自分管理して、

携帯型のプレイヤーに落としてたりしていた。

 

なんかね?コーデックつーたっけ?

そのへんよくわかってないんだけど、

なんか色々と種類があって、

音楽圧縮の仕方によって音質が変わるんじゃけん、

みたいなザックリとした理解の仕方をしてたんよ。

 

でね、ある日〇〇をしてなんたらかんたらをして、

それからホニャララをするといつも聞いてる曲の音質が劇的に変化するという情報キャッチしたのよ。

へー、それなら一度試してみるか、ってやってみたわけ。

そしたらね、目から鱗が落ちる、つーのかね。

もうすごいわけ。

今まで聞いてたのは何だったんだ?ってくらい音の質が変化して情報量が増してるわけ。

うわ、この人たち本当はこんな音楽を作っていたんだ、って驚愕連続

もう魂がゲタったよ。

そっから夢中でアルバムを聴き漁って気づいたら2時間くらい経ってた。

もう感動でちょっと涙が出るくらいな感じだったの。

ほんでね、流石にちょっと疲れたなあ、ってお昼ごはん食べようと立ち上がったわけ。

そのとき気づいたね。

あれ?ワイが聞いてたこれって、〇〇をホニャララしたやつじゃなくて、今まで毎日聞いてた方のやつじゃね?

あ、なんかフォルダがゴジャゴジャしてて間違えてた……。

ということは、音の変化に感動しながら聞いてた曲ってやつは、これ何も変わってなかったちゅうことだよね…。

 

それ以来ね、音質がどうのこうのっていう話は自分には無縁のもんだなあ、と思った。

そもそもMP3とかって音質がどうこういうようなものでもないとかって話もあとから聞いた。

それよりも結局、音楽を感じ取るとき大事なのは

自分がどんだけ耳を傾けて音楽を聞くか、っていう姿勢とか、

音に対する解像度をどれだけ感じ取ることが出来るかという

自分自身の問題のほうが自分にとっては大事なんだなあと思ったんよ。

それ以来、音楽に関してはハードとかソフトとかそういうことには関心を失ったんよ。

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