もともと左派は「我々が正しいので愚民を啓蒙せねばならない」という傲慢なスタンスだったのだけど、あちこちで暴言吐きながら「なぜ我々が負け続けるのか」と自省できないままだったな。
自民党と政府がやっていることは全て間違いであり、それを愚民に啓蒙すれば目覚めて政権交代させることができるはず、というのが左派の考える理想的な展開だったのだと思う。しかし、どれだけ頑張って啓蒙しても一向に政権交代できない。
そこに登場したのが統一教会と自民党の関係で、左派の考えるシナリオにぴったりとハマってしまった。「愚民たちはカルト宗教にハマっているから負け続けるのである」と。『なぜ負けるのかがわからない。きっと特別な事情があるはず』という謎に上手くハマってしまった。
あとはもう先鋭化していくだけ。自民党が圧勝し続けるのも、なぜか立憲民主党や共産党が支持率を下落し続けるのもカルト宗教が原因。それさえ倒せば全て解決なのだ、と。
その結果として野党のやらかしに壺壺連呼して反論した気になり、テロ擁護してでも自民党を攻撃したいという流れなんだと思う。
こうなると、立憲民主党や共産党に影響力を持たせることこそがカルト宗教じみてるので、どんどん衰退していくんじゃないかなと思う。
まだまだ時間かかるだろうけど維新の会という野党もじわじわ育ってきてるし、自民党vs維新の会という二大政党制も四半世紀後には上手く回るんじゃないかな。
というのが統一教会の夢なんだね。打ち砕かれることを望む。