スープストックの無料離乳食ごときで、なぜこんなに大騒ぎするのだろうか?
子供が嫌いな独身女性は、別な店に行けば良い。子供のいる女性は、心置きなく無料離乳食を使えば良い。そんなに争う必要があるだろうか?どちらか一方に加担したり、貶めたりする必要があるのだろうか。
もしかしたら、我々が知らないところで、社会の分断はもっと深刻に進んでいるのかも知れない。手を取り合うことができないほどに、社会の亀裂は広がっているのかもしれない。
子あり女性/独身女性、高齢者/若者、資産家/労働者など、あらゆる分断がゆっくりと確実に進んでいるように思う。こういう話をすると、データ的にはどうこうと言われるので、ただのポエムとして聞いて欲しい。
分断が進むというのはつまり
限られたパイを奪い合っているが故に起きていることではないか。パイが余るほどあれば、争いも分断も起こり得ないはずだ。
食料が足りないから、食料を奪い合い戦争が起きる。十分にあれば、争いが起きないどころか、助け合うのではないか。「人は自分に迷惑がかからない程度に親切にしたいものだ」と夏目漱石が言ったように。
日本を覆う停滞感。いや停滞感ではない。停滞しているのだ。新しい産業も生まれず、経済成長もストップした。分け合うパイもない。いつしか限られたパイを奪い合うようになってしまった。
つまり、独身女性も子持ち女性も居場所がないのだ。限られた資源を奪い合っているだけなんだ。正確には全員が居場所がないんだ、居場所がない人がどんどん生まれてるんだ。そしてその人たちを無敵の人と括って、分断の連鎖はもっと深刻に深く深く進んでいく。そして分断を止める術なんて、誰も持ち合わせてないんだよ。
ネットに依存してる人とそれ以外の分断だよ
そもそも女が下方婚してないからね。