これを読む人はスタートアップやベンチャー、その辺の人達だろう。
僕は5年間、スタートアップという戦場でサービス開発をしてきた。
結果は何も出ずに、お金が尽きて「何でもやってきた人」になって終わった。
そして今まさに仕事を探しているところだ。
「なんでもやってきた」というの文字の如く何でもであり、エンジニアっぽいことからCS、総務、経営などなんでもだ。
頑張ってきたけど何も成果が無い。
お金もサービスのトラクションも無かったから、ほぼ全て独学で頑張っていた。
でも、世の中そんなに甘くない。
上手くいってるスタートアップのほとんどは、何かしらの職種で経験を積んだ人が多い。
なんの知識も経験もない「初心者」がスタートアップという少数精鋭で上手くいくことは本当に稀だ。
こんなことを言うと「言い訳」となるし「なぜスタートアップに行ったんだよ」と言われるかもしれない。
でも本当にその通りだ。
人生捧げて頑張れば上手くいくはずと思っていた。
ただ、現実はそんなに甘くはなく勉強してる暇なんてなく、投資家から責められるだけの毎日だった。
僕は途中でなんども辞めるか悩んだ。
ただ、ここまで頑張ったから何処かで成果を出せると信じていた。
でもそんなことはなく終わった。
Twitterで100日後に潰れるスタートアップの連載が始まり胸が痛くなった。
途中で去っていくメンバーは正しかったと思うし、僕ももう少し早い段階で能力不足を認め、どこかに転職をすれば良かったと思う。
精神も肉体も壊れた。
この先僕はどうしようかな。
あなたがそれをはじめたときは「何の経験も無い奴」だったかもしらんが、今は「スタートアップに参画して、破綻まで経験した奴」に進化してるじゃん。 ガチで何もない俺から見ると...